ニトリHD-もみ合い 3~11月営業益1200億円に 「巣ごもり」裾野拡大=日経
ニトリホールディングス<9843.T>がもみ合い。19日付の日本経済新聞朝刊は、同社の21.2期3~11月の連結営業利益は前年同期比約4割増の1200億円弱となったようだと報じた。
記事によれば、新型コロナウイルスの感染長期化を受けて巣ごもり需要の裾野が拡大し、売れ筋商品が春先と変わり収益を押し上げたという。売り上げ回復の鈍い小売りが少なくないなか、ニトリHDの好調が鮮明だとした。
売れ筋商品の変化については、春先は在宅勤務向けに横長でやや大型の机が売れていたが、足元では家の空きスペースを活用できる小型の机が好調だったという。長時間同じ体勢で座ってゲームをしていても疲れにくい椅子「ゲーミングチェア」の販売も伸びたとしている。
なお、コロナ禍におけるホームセンター需要は株価に織り込まれている側面もあり、もみ合う展開となっている。
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