後場コメント No.2 オリックス、MS&AD、日本オラクル、日本コークス、東映、昭電工

2020/12/25(金) 15:05
★12:49  オリックス-続伸 中小企業の事業承継支援取り組みとして計測ネット株式を取得
 オリックス<8591.T>が続伸。同社は25日11時4分、中小企業における後継者育成および事業の継続性などの「事業承継課題」を有する企業を支援する取り組みとして、計測ネットサービス(東京都北区)の株式を取得したと発表した。

 計測ネットサービスは、測量機器メーカーに勤めていた現代表の佐藤 哲郎氏が1998年に創業した計測システム開発および計測機器レンタル会社という。
 業歴22年を重ねる計測ネットサービスでは、企業の持続的な成長に向けて、次世代を担う経営者の育成など経営体制のさらなる強化が課題とされていた。こうした経営課題に対して、同社の有する専門性や事業基盤を活用し、創業者とともに事業承継課題の解決を目指すとしている。

★12:51  MS&AD-反発 あいおいニッセイ同和損保 ドローン開発のかもめやと資本業務提携
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が反発。同社グループのあいおいニッセイ同和損害保険は25日、無人ドローン配送の運用システムをワンストップで提供する、かもめや(香川県高松市)と資本業務提携したと発表した。

 あいおいニッセイ同和損害保険は、「CASE・MaaS」領域への取り組みを通じて地域課題解決への貢献を進めているという。かもめやの無人ドローン配送を実現するシステムは、離島や山間部の医療や物流などの問題を解決するものであり、保険面で支援することで運営安定化につながるなど普及を後押しできるとしている。

★13:03  日本オラクル-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 4Qにかけては特別配当狙いの動きも想定
 日本オラクル<4716.T>が堅調。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、業績堅調も株価は妥当水準、なお4Qにかけては特別配当狙いの動きも想定。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は11100円から12300円に引き上げた。

 21/5期営業利益は755億円(前年同期比10%増)とコンセンサス(IFIS)711億円(同3%増)を上回ると予想。パイプラインが前年を上回っていると思われるC&Oに加えC&LSやサービスが下期も堅調に推移するといている。なお、21/5期DPS予想は815円(配当性向200%)。11/5期以降、積み上がるキャッシュを5年ごとに特別配当として還元してきた実績を考慮した。21/5期4Q(3-5月)にかけては配当取りを狙った株価上昇の可能性があるとコメント。22/5期営業利益は805億円(同7%増)とコンセンサス759億円を上回ると予想している。

★13:06  日本コークス-後場急騰 通期営業益の上方修正と増配を発表 コスト削減が寄与
 日本コークス工業<3315.T>が後場急騰。同社は25日13時に、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の43.0億円から57.0億円(前期比3.5倍)に引き上げると発表した。中核であるコークス事業において、コスト削減に加え、原料炭価格が下落する一方でコークス市況が高騰したことなどにより、前回予想を上回る見込みとなった。

 併せて21.3期の期末配当予想を2円→3円(前期は1円)にすることも発表した。年間配当も同額となる。

★13:08  東映-大幅高 筆頭株主のテレビ朝日が同社株を追加取得
 東映<9605.T>が大幅高。同社の筆頭株主であるテレビ朝日ホールディングス<9409.T>は24日、同社株を追加取得すると発表した。

 追加取得により、互いの連携関係を強化し、同社グループの企業価値向上につなげるとしている。テレビ朝日も高い。

★13:11  昭和電工-後場上げ幅拡大 期末配当予想65円 権利取りの買い集まる
 昭和電工<4004.T>が後場上げ幅拡大。同社は25日13時、従来未定としていた20.12期の期末配当予想は65円(前期末は80円)と発表した。年間配当予想は65円(前期は130円)。なお、株価は12月の配当権利取りの買いが集まり、上げ幅を拡大している。


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