後場コメント No.3 ソフトバンク、フリー、ITbook、キリンHD、ACSL、コナミHD、ダイイチ

2021/01/04(月) 15:05
★13:30  ソフトバンク-反発 「空飛ぶ基地局」の実用化に現実味=日経産業
 ソフトバンク<9434.T>が反発。4日付の日経産業新聞は、同社が進める「空飛ぶ基地局」が実用化に向けて現実味を帯びてきたと報じた。

 記事によれば、2021年にも日本国内で試験飛行を実施する計画も視野に入れているという。上空20キロメートルの成層圏に通信基地局となる無人飛行機を飛ばし、地球規模の携帯サービスの提供を目指すとしている。同社子会社のHAPSモバイル(東京都港区)は、2023年度の商用化やその先の普及に向け試行錯誤を続けているとした。

★13:37  フリー-3日続伸 らいらいリザーブ「プラスレセ」とAPI連携 接骨院の医療事務を効率化
 フリー<4478.T>が3日続伸。同社は4日13時、らいらい・ジャパン(静岡県富士宮市)が提供する接骨院向け柔整レセコンオプションのらいらいリザーブ「プラスレセ」と「クラウド会計ソフトfreeeのAPI連携開始を発表した。

 同連携により、日々の自費売り上げおよび保険の一部負担金や月ごとの保険請求額を会計freeeへ取引データとして自動登録ができるため、接骨院の医療事務作業を効率化するとしている。

★13:44  ITbook-急騰 子会社ZOXがECモール事業「ZOX モール」開始
 ITbookホールディングス<1447.T>が急騰。同社は4日13時30分、子会社のZOXがECモール事業「ZOX モール」を開始すると発表した。

 同社グループの強みを活用した独自性のECモールを誕生させることで、さまざまなサービスラインナップを順次提供するという。既存のECモールとの差別化として、総合ECモール初の動画やブログなどを活用したメディアコマース展開、出店社の幅を広げる「モール イン モール」機能などが特徴としている。

★13:48  キリンHD-続落 インドの新興ビールメーカーに少額出資=日経
 キリンホールディングス<2503.T>が続落。日本経済新聞電子版は4日13時33分、同社がインドの新興ビールメーカー「ビーナインビバレッジズ」に少額出資することが同日わかったと報じた。

 記事によれば、出資額は1500万ドル(約15億円)のもよう。ビーナインビバレッジズは2015年にインド人起業家が創業し、すでに10超の国・地域への輸出を手掛けており、同社は有望なクラフトビールメーカーへの出資を通じて自社の成長につなげる狙いだとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安している。

★14:19  自律制御システム-続伸 ドローン飛行の規制緩和観測報道を材料視か
 自律制御システム研究所<6232.T>が続伸。4日付の日本経済新聞朝刊は、国土交通省が2021年夏にもドローン(小型無人機)飛行の許可基準を一部緩和すると報じた。

 記事によれば、高層ビル周辺での高さ150メートル以上の飛行は許可が不要になり、ビルなどの建物を点検しやすくなるもよう。人材不足が深刻な建設業ではドローンを使った点検などで省人化を図る取り組みが進められており、規制緩和で利用を後押しするとしている。ドーン<2303.T>も高い。

★14:20  コナミHD-底堅い 「遊戯王 デュエルリンクス」 中国での配信開始
 コナミホールディングス<9766.T>が底堅い。同社は4日、モバイルゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」の中国配信を14日から開始すると発表した。

 「遊戯王 デュエルリンクス」は2016年より配信を開始し、全世界累計で1億ダウンロードを突破している対戦型カードゲームだという。中国市場に向けて新モードの搭載や新たなデザインを一部採用するなどゲーム内容を最適化し、ネットイース(中国広州市)が運営を行うとしている。

★14:20  ダイイチ-底堅い 12月度既存店売上高6%増
 ダイイチ<7643.T>が底堅い。同社は4日14時、12月度の既存店売上高は前年同月比6.3%増、全社売上高は同3.6%増だったと発表した。客数は同5.5%減、客単価は同9.6%上昇だった。部門別では畜産が同8.1%増、日用雑貨が同13.0%増と伸長した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,239.66 +153.86
ナスダック総合 15,927.90 +316.14
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ