今日の株式見通し-もみ合いか 米国は上昇一服も円安が進行
東京市場はもみ合いか。11日の米国株は下落。ダウ平均は89ドル安の31008ドルで取引を終えた。先週末の8日は56ドル高と上昇したが、週明けは高値警戒感から目先の利益を確定する売りが優勢となった。ドル円は足元で104円20銭近辺で推移している。CME225先物は円建ては大証日中終値と比べて120円安の28020円、ドル建ては95円安の28045円で取引を終えた。
米国株は下げたが2日間でみればほぼフラット。ドル円が円安に振れていることもあり、日本株へのネガティブな影響は限られるだろう。CME225先物からは若干弱めのスタートが見込まれるが、節目の28000円はサポートとして意識されそうだ。米国同様、高値警戒感はくすぶるものの、先週の動きが強かったことから売りも仕掛けづらく、強弱感が交錯する中で方向感に欠ける地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは27900円-28200円。
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