スターマイカHD-売り気配 今期営業益9%減見込む 前期は10%減で着地

2021/01/14(木) 09:00
 スター・マイカ・ホールディングス<2975.T>が売り気配。同社は13日に、21.11期通期の連結営業利益予想は29.8億円(前期比9.1%減)と発表した。  新築価格の高騰を受けてリノベーションマンションに対して底堅い需要が見込まれるものの、2021年1月に入り首都圏において「緊急事態宣言」が再発令されるなど、新型コロナウイルス感染症収束には相当程度時間がかかるものと考えられ、個人消費への影響も懸念されることから、当面の間、不透明な経営環境が続くと予想している。  また、20.11期通期の連結営業利益は32.8億円(前の期比9.5%減)だった。リノベマンション事業やアドバイザリー事業は小幅ながら増益となったものの、インベストメント事業が、売上高の計上はない一方で収益不動産への投資再開の検討に伴う人件費計上などがあり、赤字となったことが響いた。  併せて、5カ年経営計画(2018年11月期~2022年11月期)の計数計画取り下げも発表した。2021年1月に入り各地で「緊急事態宣言」が再発令されるなど、事業環境がよりいっそう不透明となるなか、現時点において、計数計画の達成時期の予測や、2022年11月期の計数目標の合理的な見積もりが難しいものと判断し、計数計画取り下げに至ったとした。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,552.16 +113.55
TOPIX 2,666.23 +3.77
グロース250 650.64 -0.61
NYダウ 38,239.98 +253.58
ナスダック総合 15,451.31 +169.30
ドル/円 154.80 -0.04
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ