前場コメント No.2 AGC、ケイブ、マネフォワ-ド、Gunosy、IDOM、Sansan

2021/01/15(金) 11:37
★9:03  AGC-買い気配 20.12期営業益を上方修正 自動車用ガラス需要の回復など見込む
 AGC<5201.T>が買い気配。同社は14日、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の550.0億円から750.0億円(前期比26.2%減)に引き上げると発表した。

 ガラスセグメントにおいて、建築用ガラス、自動車用ガラスの需要が当初想定より早いペースで回復していること、化学品セグメントにおいて塩化ビニル樹脂の販売価格が上昇したこと、電子セグメントにおいて電子部材関連製品の出荷が想定を上回ったことなどから、前回予想を上回る見通し。

★9:03  AGC-買い気配 セントラル硝子との国内建築用ガラス事業統合に係る協議を中止
 AGC<5201.T>が買い気配。同社は14日、セントラル硝子<4044.T>との国内建築用ガラス事業統合に係る協議を中止すると発表した。

 事業統合にあたっての条件について両社の間で見解が異なり、合意が困難との認識に至ったためとしている。

★9:03  ケイブ-売り気配 上期営業赤字縮小も2Qは低調
 ケイブ<3760.T>が売り気配。同社は14日に、21.2期上期(3-8月)の連結営業損益は3000万円の赤字(前年同期は1億1000万円の赤字)だったと発表した。

 主要事業である「ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい」が、季節性の影響などにより売上高が想定に満たなかったことならびに、受託開発を行っていた「ワールドウィッチーズ UNITED FRONT」が、2020年10月13日にサービスを開始したことにより、開発から運営へと受託形態が切り替られたことによる原価の増加が響き、前年同期比で赤字幅は縮小したものの、赤字継続となった。なお、1Q時点で営業利益は1600万円の黒字だったので、2Qは低調だった。

★9:04  マネーフォワード-買い気配 今期営業損益は赤字幅縮小見込む EBITDAは黒字化の方針
 マネーフォワード<3994.T>が買い気配。同社は14日、21.11期通期の連結営業損益予想を12.0億円の赤字~8.0億円の赤字のレンジ(前期は28.0億円の赤字)だと発表した。同売上高予想は147.5億円から157.5億円(前期比30.3~39.2%増)。

 収益基盤・キャッシュフローの創出力を強化し、同期中のEBITDA黒字化を達成する方針。

 20.11期通期の連結営業損益は28.0億円の赤字(前の期は24.5億円の赤字)だった。同売上高は113.2億円(同58.1%増)。Businessドメインの売上高が前年同期比75%増の73.0億円と成長をけん引した。

★9:04  Gunosy-急騰 KDDIと大型メディアアプリサービス運営で新たに業務提携
 Gunosy<6047.T>が急騰。同社は14日、KDDI<9433.T>が提供するメディアアプリサービスに関する業務提携を発表した。

 両社はスマートフォン向けのメディアアプリサービスである「ニュースパス」および「LUCRA(ルクラ)」を開発・運営しているが、今回は新たに既存の大型メディアアプリサービスについて、両社で共同運営するという。

 同メディアアプリサービスはKDDI提供のAndroid端末にプリインストールされており、同社の保有する技術を活用し、auユーザーの一人一人により良い情報を届けることで、ユーザー数の増加や満足度の向上を図るとしている。

★9:04  Gunosy-急騰 通期営業益予想を下方修正もKDDIとの業務提携を好感
 Gunosy<6047.T>が急騰。同社は14日、21.5期通期の連結営業利益予想を従来の10.3億円~14.1億円の黒字から5.0億円(前期比41.7%減)に下方修正すると発表した。

 アドネットワークに関して、広告主数の減少など引き続き厳しい事業環境が見込まれ、当初の計画を下回る見込み。「グノシー」を中心に収益性改善施策の進ちょくを見込むほか、KDDI<9433.T>の運営する大型メディアアプリサービスに関する新規協業契約の締結による業績改善などを予定している。

 21.5期上期(6-11月)の連結営業利益は3.8億円(前年同期比2.4倍)だった。広告承認率の減少を受けたものの、子会社ゲームエイトの業績が想定を上回ったことが寄与した。

 なお、同時に発表したKDDIとの新たな業務提携が好感され、買いが優勢となっている。

★9:04  IDOM-続伸 通期営業益を上方修正 3Q累計は12%増
 IDOM<7599.T>が続伸。同社は14日に、21.2期通期の連結営業利益予想を従来の87.0億円から101.0億円(前期比11.1%増)に引き上げると発表した。買取台数が想定を上回り増加していることに加えて、効率化による販管費の削減も進んでいることから、前回予想を上回る見込みとなった。

 21.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は86.2億円(前年同期比11.5%増)だった。豪州セグメントが、新型コロナに関する政府補助金に相当する人件費を感染症関連損失として特別損失に振り替えて計上したことにより、黒字転換したことが寄与した。

★9:05  Sansan-買い気配 上期営業益6.3倍 「Sansan」の契約件数は15%増
 Sansan<4443.T>が買い気配。同社は14日、21.5期上期(6-11月)の連結営業利益が6.9億円(前年同期比6.3倍)だったと発表した。

 Sansan事業において、上期期間末における「Sansan」の契約件数は前年同期末比15.4%増の7230件となった一方、、直近12カ月平均の月次解約率は0.65%(前年同期比0.09ポイント増)となり、1%以下の低水準を維持したことが寄与した。

★9:05  Sansan-買い気配 1月21日付でマザーズから東証1部に市場変更
 Sansan<4443.T>が買い気配。同社は14日、東京証券取引所の承認を受け、1月21日付けで、現行の東証マザーズ市場から同1部へ市場変更になると発表した。


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