前場コメント No.9 航空電、TOKAI、テクノHR、プレイド

2021/01/19(火) 11:33
★11:10  日本航空電子-JPモルガンが新規に「Neutral」 情報通信向けに加え車向けも拡大中
 日本航空電子工業<6807.T>が小幅安。JPモルガン証券では、情報通信向けに強いコネクタメーカーで車向けも拡大中と指摘。投資判断は新規に「Neutral」、目標株価は1670円に設定した。

 スマートフォン向けコネクタは引続き注目材料と指摘。昨年下期に中華系メーカーに対して事業を拡大したものの、20年度は顧客の台数調整の影響を受けており、FY19年度の急成長を越える伸び率の実現へは材料待ちの展開を予想している。中期展望として車載の電装化により、カメラとモニターを繋ぐ目的などで、コネクタの需要は拡大基調にあるという。車載向け製品は収益性が高いとみられることから、同分野の成長はミックスの改善に繋がる可能性が高いと指摘。規模拡大までは時間がかかりそうだが、EV用の新規案件も決まりつつあることに注目している。

★11:18  TOKAI-底堅い 東京建物、内田洋行と協働実証実験 AIで空調消費エネルギー5割削減
 TOKAIホールディングス<3167.T>が底堅い。同社は19日11時、子会社のTOKAIコミュニケーションズが内田洋行<8057.T>、東京建物<8804.T>と共同で東京建物八重洲ビル7階の東京建物ビル事業本部のオフィスフロアにて、AIによる空調制御の実証実験を実施したと発表した。

 同実証実験では、フロアに65個の無線センサーを設置し、それらのデータを基にAIがフロアの39台の空調機制御を行なった結果、温度ムラの解消と約5割の消費エネルギー削減を達成したとしている。

★11:18  テクノホライゾン-上げ幅拡大 子会社エルモ アイロボットジャパンと販売代理店契約
 テクノホライゾン<6629.T>が上げ幅拡大。同社は19日11時、連結子会社であるエルモが、アイロボットジャパン(東京都千代田区)の「iRobot Education」認定販売代理店として契約を締結したと発表した。

 今回の販売代理店契約により、エルモは2月19日からプログラミングロボット「Root(ルート)」の販売を開始するという。ロボット掃除機ルンバをモチーフとした教育用プログラミングロボットとして、2020年よりプログラミング教育が必修となった小学校のほか、中学校また高等学校においても活用できる教材としている。

★11:24  プレイド-一時ストップ高 上場時の海外調達割合の高さに注目との報道を材料視か
 プレイド<4165.T>が一時ストップ高。19日付の日本経済新聞朝刊において、同社が取り上げられたことが材料視されているようだ。

 記事では、新興企業による海外調達の割合が増加していることに注目。同社の海外調達比率は8割と際立って高く、市場関係者の注目を集めたと紹介した。同社のようなクラウド経由でサービスを提供する「SaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)」の分野では、米中の「勝ちパターン」を見てきた海外投資家が知見に優れるとしており、成長性に注目した買いが入っているようだ。


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