前場コメント No.2 楽天、T&D、ライオン、NexusB、ゆうちょ、アサヒ

2021/02/15(月) 11:32
★9:06  楽天-9日ぶり反落 前期最終赤字1142億円 楽天モバイル事業で2270億円の赤字を計上
 楽天<4755.T>が9日ぶり反落。同社は12日、20.12期通期の連結純損益(IFRS)が1142億円の赤字(前期は319億円の赤字)だったと発表した。同売上収益は1兆4555億円(同15.2%増)だった。

 楽天モバイル事業において、基地局設置などの投資が先行したことから2270億円のセグメント赤字(前期は同765億円のセグメント赤字)を計上したことが影響した。

 21.12期の業績予想については、証券サービスを除いた連結売上収益において前期比2けたの成長率をめざすとしている。

★9:06  T&D-急騰 通期最終益予想を上方修正 3Q累計は2.8倍
 T&Dホールディングス<8795.T>が急騰。同社は12日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の1230億円から1570億円(前期比2.3倍)に、期末配当予想を22円から24円(前期末は22円)に上方修正すると発表した。

 米国関連会社であるフォーティテュード社において、米国金利低下に伴い一時的な評価制損益を計上する。これにより、持分法投資損益が想定を大幅に超過する見込み。

 21.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は1410億円(前年同期比2.8倍)だった。

★9:07  ライオン-急落 今期営業益32%減見込む 前期は48%増
 ライオン<4912.T>が急落。同社は12日、21.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)は300億円(前期比31.9%減)、年間配当予想は24円(前期は23円)と発表した。市場コンセンサスは362億円。

 衛生関連品の需要継続などにより増収を想定するが、決算説明資料によると、原油・植物油脂などの影響や競争費用の増加などにより減益を見込む。

 20.12期通期の連結営業利益は441億円(前の期比47.7%増)だった。好調だった一般用消費財事業の中でも、ハンドソープなどを扱うビューティーケア分野、台所用洗剤などのリビングケア分野が大きく伸びた。産業用品事業において、厨房向け消毒アルコールが伸長したことも寄与した。

★9:09  NexusBank-買い気配 今期営業益8.0倍増見込む 前期は営業黒字転換
 Nexus Bank<4764.T>が買い気配。同社は12日に、21.12期通期の連結営業利益予想は30.0億円(前期比8.0倍)と発表した。JT親愛貯蓄銀行の業績を通年で計上することなどにより、大幅な増益を見込んでいる。
 
 20.12期通期の連結営業損益は3.8億円の黒字(前の期は2.7億円の赤字)だった。Fintech事業が、海外エリアにおいてJT親愛貯蓄銀行のに新規貸し付けが増加したことなどにより、黒字転換したことが寄与した。


★9:09  ゆうちょ銀行-大幅に6日続伸 3Q累計最終益8%増 外国為替売買損益など大幅増
 ゆうちょ銀行<7182.T>が大幅に6日続伸。同社は12日、21.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は2263億円(前年同期比7.7%増)だったと発表した。低金利下で資金利益が減少する一方、外国為替売買損益と国債等債券損益の大幅な増加が寄与した。

★9:10  アサヒGHD-大幅反発 今期営業益60%増見込む 前期は33%減
 アサヒグループホールディングス<2502.T>が大幅反発。同社は12日、21.12期通期の連結営業利益予想(IFRS)を2160億円(前期比59.8%増)だと発表した。

 新たに更新した「中期経営方針」に基づいて、全事業での高付加価値ブランドの育成や環境変化を見据えた収益構造改革の加速などにより「稼ぐ力の強化」に努めるとしている。

 20.12期通期の連結営業利益は1352億円(前年同期比32.9%減)だった。世界各国における外食産業の低迷や外出制限などが響いた。

 また、21.12期の年間配当予想を109円(前期は106円)にすると発表した。


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