前場コメント No.9 カヤック、LAHD、富士通、フレアス、インフォネット、フェリシモ、メドピア

2021/02/16(火) 11:35
★10:49  カヤック-大幅高 今期営業益34%増見込む 前期は7億円の営業黒字に転換
 カヤック<3904.T>が大幅高。同社は15日、21.12期通期の連結営業利益予想を10.0億円(前期比34.3%増)だと発表した。サービス単独での収益拡大のみならず、人材やノウハウの相互共有によるシナジーなどの効果を取り込むことにより全社としての収益拡大をめざすとしている。

 20.12期通期の連結営業損益は7.4億円の黒字(前の期は5.4億円の赤字)だった。ハイパーカジュアルゲームを中心に受託案件が拡大したことが寄与した。

★10:54  LAHD-ストップ高買い気配 今期経常益94%増見込む 収益不動産開発に注力
 LAホールディングス<2986.T>がストップ高買い気配。同社は15日、21.12期通期の連結経常利益予想は19.0億円(前期比94.1%増)と発表した。

 今期は新築不動産販売部門の中核事業である収益不動産開発に積極的な経営資源の投入を行い、都市型商業ビル、高級賃貸レジデンスなど事業チャネルの多様化を図る。パートナー企業との協業による事業機会の創出にも取り組むとしている。

 20.12期通期の連結経常利益は9.8億円だった。2020年7月に単独株式移転により設立されたため、前期実績はない。併せて、20.12期の期末配当は43円に決定した。普通配当37円に加え、グループ創立30周年の記念配当6円を実施する。

★11:00  富士通-シティが目標株価引き上げ 構造改革総仕上げ
 富士通<6702.T>が小幅安。シティグループ証券では、構造改革総仕上げと指摘。投資判断を「買い」で継続、目標株価は16800円→18400円に引き上げた。

 構造改革効果を主因に業績予想引き上げた。構造改革により、赤字体質だった海外事業が10-12月期に前年比98億円改善の営業利益86億円(利益率4.5%)と回復し、シティの業績予想でも上方修正した。5G基地局事業も想定より早く拡大しているという。目先は株価の材料性が少なくなる時期としながらも、今年はDX投資(需要)、5G普及(需要)、働き方改革の進展(コスト効率化)と注目点があるとコメントしている。

★11:13  フレアス-ストップ高買い気配 3Q累計営業赤字6600万円も上期から赤字幅縮小
 フレアス<7062.T>がストップ高買い気配。同社は15日に、21.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は6600万円の赤字だったと発表した。同社は21.3期1Qより四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。通期の会社計画4100万円の赤字は据え置いた。

 マッサージ直営事業では、新型コロナの影響に伴い、多くの介護施設で外部者の施設への立ち入りを禁止された影響による減収が続いていたが、緊急事態宣言が解除された期間および区域に関しては、介護施設に向けてサービスの再開を訴求した。マッサージフランチャイズ事業では、新型コロナの影響により、新規加盟店のための研修会を一時的に休止していたが、テレビ会議システムを利用するなど、リモートでの研修会を開催した。なお、上期時点の営業赤字は1億4900万円だったので、赤字幅は縮小となった。

★11:16  インフォネット-急落 3Q累計営業赤字500万円 10-12月黒字も材料出尽くし
 インフォネット<4444.T>が急落。同社は15日、21.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は500万円の赤字だったと発表した。上期実績は2100万円の赤字だったので3Q(10-12月)は1600万円の黒字となった。なお、20.3期3Qの四半期連結財務諸表が作成されていないため、前年比較はできない。また、通期の会社計画1億3200万円の黒字は据え置いた。

 前年と比べ、月額利用収益が増加し、管理費用が減少した。4Q(1-3月)に納品が重なることもあり、通期では営業黒字を見込む。

 なお、足元は決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売られている。

★11:24  フェリシモ-大幅続伸 通期営業益予想を上方修正 生活雑貨商品など好調
 フェリシモ<3396.T>が大幅続伸。同社は15日、21.2期通期の連結営業利益予想を従来の8.1億円から13.4億円(前期比4.4倍)に上方修正すると発表した。

 在宅時間が増加する中で、強みである独創的な商品開発や積極的なSNSなどの活用により、顧客数は年間を通して想定を大幅に上回って推移した。4Q(12-2月)においても好調を維持し、生活雑貨商品や手作り関連商材および冬物衣料の売り上げが伸びていることが寄与する。

★11:25  メドピア-大幅高 1Q営業益3.4倍 ドクタープラットフォーム事業がけん引
 メドピア<6095.T>が大幅高。同社は15日、21.9期1Q(10-12月)の連結営業利益は6.3億円(前年同期比3.4倍)だったと発表した。

 ドクタープラットフォーム事業において、MedPeer上のコンテンツを充実させたことなどが奏功し、同セグメント利益が7.3億円(前年同期比2.7倍)となったことが寄与した。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,460.92 -42.77
ナスダック総合 15,712.75 +16.11
ドル/円 154.90 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ