後場コメント No.1 CANBAS、PRTIMES、サイカ屋、ヨシックス、日医工、三井物

2021/02/16(火) 15:03
★12:32  キャンバス-後場買い気配 抗がん剤候補化合物「CBP501」の第2相試験計画を発表
 キャンバス<4575.T>が後場買い気配。同社は16日11時30分、抗癌剤候補化合物「CBP501」に関する臨床第2相試験の計画を発表した。対象はすい臓がんの3次治療における症例4投与群で、2021年央に最初の症例へ投与する予定だという。中間解析までには1~1.5年程度を想定しており、米国内の15~20施設で実施する予定としている。

★12:33  PRTIMES-後場上げ幅拡大 利用企業数が5万社を突破 約8.5カ月で1万社増
 PRTIMES<3922.T>が後場上げ幅拡大。同社は16日11時30分、運営するプレスリリース配信サービス「PRTIMES」の利用企業数が15日時点で5万社を突破したと発表した。

 2020年6月2日に4万社を突破してから、約8.5カ月で5万社を突破しており、新規登録のペースは加速しているとしている。

★12:40  さいか屋-一時ストップ高 横須賀市が同社店舗にワクチン接種会場 接種で割引特典も
 さいか屋<8254.T>が一時ストップ高。神奈川県横須賀市が15日、新型コロナウイルスのワクチン接種体制を発表したことが手がかり。

 同日配信の日本経済新聞電子版の記事によれば、個別接種を中心に横須賀アリーナおよび同社店舗に集団接種会場を設けるもよう。加えて、接種済みの証明書で市内店舗の割引サービスなど何らかの特典を受けられるようにするとしている。

 ワクチン接種会場の設置や証明書による特典が同社の集客や販売増につながるとの見方から、買いが入っているようだ。

★12:43  ヨシックス-急落 1月既存店73%減収 緊急事態宣言に伴う休業や営業時間短縮響く
 ヨシックス<3221.T>が急落。「や台ずし」や「ニパチ」などの居酒屋を運営する同社は15日、1月の既存店売上高が前年同月比73.3%減だったと発表した。12月の46.8%減からさらに悪化した。全店売上高は同73.4%減。1月の店舗数は12月の326店と変わらずだった。緊急事態宣言の発令に伴う一部地域の要請にもとづき休業および営業時間を短縮したことが響いた。

★12:46  日医工-3日ぶり反発 過活動膀胱治療剤ソリフェナシンコハク酸塩錠の製造販売承認を取得
 日医工<4541.T>が3日ぶり反発。同社は15日、過活動膀胱治療剤「ソリフェナシンコハク酸塩錠/OD錠 日医工」の製造販売承認を取得したと発表した。

 ソリフェナシンコハク酸塩錠は、アステラス製薬<4503.T>から標準製剤である「ベシケア錠/ベシケアOD錠(一般名:コハク酸ソリフェナシン)」に関する特許の実施権許諾を受けたオーソライズドジェネリックで、標準製剤と錠剤の大きさ・原薬・添加物・製造所・製法が同じ製剤だという。

 併せて、上記治療剤を含め、ジェネリック医薬品4成分10製品の製造販売承認も取得したと発表した。今後についても、豊富な製品ラインナップを取りそろえ、幅広いニーズに対応するとしている。

★12:50  三井物産-野村が目標株価引き上げ 市況上昇効果を織り込み
 三井物産<8031.T>が堅調。野村証券では、市況上昇効果を織り込んだ。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は2140円から2585円に引き上げた。

 中国などでの鉄鉱石需要の回復に加え、ブラジルなど資源産出国でダムの決壊事故
や新型コロナ影響で落ち込んだ生産の回復が遅れており、鉄鉱石市況が高水準で推移していると指摘。鉄鉱石の価格感応度は1ドル/トンの上昇で親会社株主利益が22億円増加するなど、相対的に高いこともあり、22.3期にかけては金属資源部門が業績をけん引しするとみている。原油市況の回復や自動車関連部門の改善も見込まれ、22.3期の親会社株主利益は前期比67%増益の4600億円と過去最高益を更新すると予想している。


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