〔Market Flash〕非鉄価格は総じて16年までで底入れ、21年は上昇拡大へ~SMBC日興

2021/02/18(木) 13:10
【13:10】非鉄価格は総じて16年までで底入れ、21年は上昇拡大へ~SMBC日興  SMBC日興では、非鉄の多くは2006~08年の高値でピークアウトしたと指摘。LME銅は2011年の高値で天井を打ち、その後は米国金利の反発とドルの上昇により、大規模な下げを余儀なくされたが、2009年、もしくは2016年まででボトムアウト。その後、2018年にかけての反発を経て、昨年春の世界株式の急落時にはいずれも2015~16年のボトムを下回らずに二番底、あるいは三番底を形成し反転しているという。2021年はドル安基調の継続が見込まれる一方、2020年からの財政支出の拡大で世界景気の回復が見込まれる中、既に上げ基調へ転換している銅を始め、多くの非鉄価格の上昇が拡大するとみている。 【12:40】小型プリンターは堅調な動きを見込むも利益率は低下へ~野村  野村證券では、家庭・中小企業向けの比率が高いIJPやLPは今後も相対的に堅調な需要推移を見込んでいる。ただし、 急激な需要増と供給不足が重なった足下の状況は特殊とみるべきという。エプソンは「今の状況が年間を通して継続することは無い」、ブラザーは「販促費を一切掛けずに売上拡大するのは難しい」と説明しているもよう。野村でも、本体価格上昇やコスト抑制で高まったプリンター事業の利益率が21年度は低下するとみている。 【9:30】1月のアジア向け輸出好調は春節前の駆け込み需要の可能性も~シティ  シティでは、日本の1月の実質輸出が前月比3.0%増加した(12月は0.4%減)点について、アジア向けのハイテク財輸出などが堅調な増加を見せたことに注目。これにより、実質輸出全体の1月の水準は10~12月期平均を3.7%上回ったという。ただ、春節前の駆け込み需要といった可能性もあり、割り引いてみる必要があるかもしれないと指摘。先行きについては、財輸出が既にコロナ禍以前の水準を上回っていることを踏まえると、今後、輸出の伸びが鈍化することは避けられないと言及するも、財輸出の増加基調そのものは崩れないと想定している。 【8:45】寄り前気配は三井E&S、東海東京、青山商事が高い気配値  主力株の寄り前気配では、三井E&S<7003> +9.91%、東海東京<8616> +8.31%、青山商<8219> +8.12%、川崎船<9107> +7.96%、NTN<6472> +7.52%、日梱包<9072> +6.89%、ANA<9202> +6.36%、サンリオ<8136> +6.36%、JAL<9201> +6.29%、武蔵銀<8336> +6.06%などが高い気配値。  一方、アステラス薬<4503>-10.65%、空港ビル<9706> -8.57%、東亜合成<4045> -8.42%、しまむら<8227> -8.09%、応化工<4186> -5.18%、積水ハウス<1928> -5.07%、日製鋼<5631> -4.75%、スクエニHD<9684> -4.33%、ホシザキ<6465> -4.32%、三浦工<6005> -3.88%などが安い気配値となっている。
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