前場コメント No.7 リコー、ズーム、富士フイルム、ＩＨＩ、ＳＭＣ、グローリー
★10:11 リコー－続伸 営業黒字に転換 22.3期500億円＝日経
リコー<7752.T>が続伸。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社の22.3期通期の連結営業損益（IFRS）が500億円程度の黒字（21.3期は490億円の赤字予想）に転換しそうだと報じた。
記事によれば、主力の事務機は新型コロナウイルス禍を受けた販売減からの復調が見込まれ、オフィス回りのIT（情報技術）関連サービスの販売が2割近く伸びて売上高全体の3割強へと成長するようだ。コスト削減も進むもよう。長期的な印刷需要の減少に対応する組織再編を実施するとしている。
リコー<7752.T>が続伸。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社の22.3期通期の連結営業損益（IFRS）が500億円程度の黒字（21.3期は490億円の赤字予想）に転換しそうだと報じた。
記事によれば、主力の事務機は新型コロナウイルス禍を受けた販売減からの復調が見込まれ、オフィス回りのIT（情報技術）関連サービスの販売が2割近く伸びて売上高全体の3割強へと成長するようだ。コスト削減も進むもよう。長期的な印刷需要の減少に対応する組織再編を実施するとしている。
★10:21 ズーム－大幅続伸 立会外買付で16万株・4億2848万円の自社株買い 割合は7.14％
ズーム<6694.T>が大幅続伸。同社は22日、立会外買付取引により、16万株・4億2848万円を上限とした自己株取得を実施すると発表した。取得日は24日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は7.14％となる。
なお、24日10時に、立会外買付取引により、15万9100株、4億2606万9800円分の株式を取得したと発表した。
ズーム<6694.T>が大幅続伸。同社は22日、立会外買付取引により、16万株・4億2848万円を上限とした自己株取得を実施すると発表した。取得日は24日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は7.14％となる。
なお、24日10時に、立会外買付取引により、15万9100株、4億2606万9800円分の株式を取得したと発表した。
★10:22 富士フイルムＨＤ－野村が目標株価引き上げ 成長分野での動きが活発化
富士フイルムホールディングス<4901.T>が小幅安。野村証券では、成長分野での動きが活発化と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は6900円から8000円に引き上げた。
21.3期の野村営業利益予想を1680億円に上方修正。Q4はM&A関連など一時費用が発生する見込みだが、会社計画を上回る利益確保が可能とみている。22.3期は事業ポートフォリオ戦略の更なる進化に注目。営業利益は前期比22％増の2050億円を予想している。ヘルスケア＆マテリアルズの拡大が続くほか、ドキュメントやイメージングでコロナ影響からの回復を見込んでいる。会社は4月中旬に新中期計画「VISION 2023」の発表を予定しており、事業ポートフォリオ戦略の更なる進化に注目している。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が小幅安。野村証券では、成長分野での動きが活発化と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は6900円から8000円に引き上げた。
21.3期の野村営業利益予想を1680億円に上方修正。Q4はM&A関連など一時費用が発生する見込みだが、会社計画を上回る利益確保が可能とみている。22.3期は事業ポートフォリオ戦略の更なる進化に注目。営業利益は前期比22％増の2050億円を予想している。ヘルスケア＆マテリアルズの拡大が続くほか、ドキュメントやイメージングでコロナ影響からの回復を見込んでいる。会社は4月中旬に新中期計画「VISION 2023」の発表を予定しており、事業ポートフォリオ戦略の更なる進化に注目している。
★10:23 ＩＨＩ－4日ぶり大幅反発 固定資産を譲渡へ 事業ポートフォリオ変革の原資確保
ＩＨＩ<7013.T>が4日ぶり大幅反発。同社は22日、事業ポートフォリオ変革への投資原資の確保を目的に、固定資産を譲渡すると発表した。譲渡資産は東京都江東区の賃貸用不動産2件で、これらの譲渡により21.3期連結決算においてその他収益約213億円を計上する予定。なお、21.3期通期の連結業績予想には織り込み済みとしている。
ＩＨＩ<7013.T>が4日ぶり大幅反発。同社は22日、事業ポートフォリオ変革への投資原資の確保を目的に、固定資産を譲渡すると発表した。譲渡資産は東京都江東区の賃貸用不動産2件で、これらの譲渡により21.3期連結決算においてその他収益約213億円を計上する予定。なお、21.3期通期の連結業績予想には織り込み済みとしている。
★10:23 ＳＭＣ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 設備投資回復の恩恵を享受できる銘柄
ＳＭＣ<6273.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、設備投資回復の恩恵を享受できる銘柄と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は67000円から71000円に引き上げた。
営業利益予想は、(1) 先進国、中国、アジアでの設備投資の回復感の高まりを反映し販売予想を引き上げ、(2) 新興国通貨高の影響を新たに織り込み、上方修正。21/3期 3Q(10-12月)では、地域別には欧米、中国、アジア、業種別には電機、自動車、工作機械、食品・医療で受注が前年比プラスに推移したという。。幅広い地域や業種の設備投資の回復感が強まっているため、世界経済の正常化が進むとみる22/3期は業績拡大局面を迎える可能性がより高まっていると考えている。日本から中国やアジアへの輸出が多く、新興国通貨高は輸出採算改善を通じて業績拡大要因となるため、直近の新興国通貨高の進展には注意を払いたいと解説している。
ＳＭＣ<6273.T>が反落。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、設備投資回復の恩恵を享受できる銘柄と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は67000円から71000円に引き上げた。
営業利益予想は、(1) 先進国、中国、アジアでの設備投資の回復感の高まりを反映し販売予想を引き上げ、(2) 新興国通貨高の影響を新たに織り込み、上方修正。21/3期 3Q(10-12月)では、地域別には欧米、中国、アジア、業種別には電機、自動車、工作機械、食品・医療で受注が前年比プラスに推移したという。。幅広い地域や業種の設備投資の回復感が強まっているため、世界経済の正常化が進むとみる22/3期は業績拡大局面を迎える可能性がより高まっていると考えている。日本から中国やアジアへの輸出が多く、新興国通貨高は輸出採算改善を通じて業績拡大要因となるため、直近の新興国通貨高の進展には注意を払いたいと解説している。
★10:29 グローリー－野村が目標株価引き上げ 短期は改鋳関連特需の動向に注目
グローリー<6457.T>が堅調。野村証券では、短期は改鋳関連特需の動向、中長期は小売店舗へのDXソリューションに注目。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は3500円から3650円に引き上げた。
野村では、Q3の改鋳関連売上が30億円程度（主に金融市場）とみており、多くが高収益な保守売上であるため、営業利益を押し上げたと推察。Q4も引き続き改鋳関連特需（20億円程度と予想）が寄与し、営業利益はQ3並の57億円と予想している。また、流通市場ではスーパーに加え、ホームセンターやドラッグストアへ自動釣銭機の導入が進んでおり、飲食店向け売上の落込みをカバーし、前年同期並の売上を確保すると予想。22.3期は、金融機関向けの改鋳関連特需が一巡するものの、流通市場で同需要を獲得すると見込んでいる。海外市場では、大手ディスカウントストア向けの大口案件の売上寄与とAcrelecの収益改善に注目している。
グローリー<6457.T>が堅調。野村証券では、短期は改鋳関連特需の動向、中長期は小売店舗へのDXソリューションに注目。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は3500円から3650円に引き上げた。
野村では、Q3の改鋳関連売上が30億円程度（主に金融市場）とみており、多くが高収益な保守売上であるため、営業利益を押し上げたと推察。Q4も引き続き改鋳関連特需（20億円程度と予想）が寄与し、営業利益はQ3並の57億円と予想している。また、流通市場ではスーパーに加え、ホームセンターやドラッグストアへ自動釣銭機の導入が進んでおり、飲食店向け売上の落込みをカバーし、前年同期並の売上を確保すると予想。22.3期は、金融機関向けの改鋳関連特需が一巡するものの、流通市場で同需要を獲得すると見込んでいる。海外市場では、大手ディスカウントストア向けの大口案件の売上寄与とAcrelecの収益改善に注目している。
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