前場コメント No.7 オープンハウス、識学、LIFULL、武田、任天堂、エーザイ、フジコーポ、大戸屋HD

2021/03/04(木) 11:31
★10:40  オープンハウス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 戸建住宅の好調継続、中期はプレサンスの回復にも期待
 オープンハウス<3288.T>が小幅高。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、戸建住宅の好調継続、中期はプレサンスの回復にも期待。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は4650円から4950円に引き上げた。

 地主や地場・不動産会社からの豊富な土地情報、自前の販売組織を背景に、市場シェアとエリア拡大による中期的な利益成長を評価。営業利益予想を21/9期900億円(従来905億円、修正計画838億円)、22/9期990億円(従来1030億円、修正中期計画950億円)と、23/9期まで下方修正するも、24/9期以降を上方修正。戸建関連事業の増額の一方、プレサンスを23/9期まで減額するためという。

★10:42  識学-下げ幅縮小 2月度のプラットフォームサービス月次売上高85%増
 識学<7049.T>が下げ幅縮小。同社は4日10時、2月度のプラットフォームサービス月次売上高は6000万円(前年同月比85%増)だったと発表した。21.2期中の月次では最高の売上高となった。21.2期累計のプラットフォームサービス月次売上高は4億5300万円(前期比88%増)だった。

 株価は地合いの悪化を受けて下げているが、好調な月次を好感し、一時前日比でプラスに転換する場面もあった。

★10:44  LIFULL-3日続落 LGBT向けの不動産相談サービス開始=日経
 LIFULL<2120.T>が3日続落。日本経済新聞電子版は4日10時12分、同社がLGBT(性的少数者)のカップルが不動産の購入について相談できるサービスを始めたと報じた。
 
 記事によれば、婚姻関係にない同性カップルが住宅ローンを組むには別途書類をそろえなければならないなど、不便を感じているケースが多いという。専門家と気軽に相談できるようにすることで契約を後押しする考えだとしている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★10:53  武田薬品工業-4日続伸 米バイオ医薬Ovid社からてんかん治療薬の開発・販売権を取得
 武田薬品工業<4502.T>が4日続伸。同社は4日、ドラベ症候群(DS)またはレノックス・ガストー症候群(LGS)を含む発達性およびてんかん性脳症の治療薬として臨床段階にあるsoticlestat(TAK 935/OV935)について、グローバルでの開発および販売権を、医薬品企業であるOvid Therapeutics(米国ニューヨーク州)から獲得する独占契約を締結したと発表した。

 独占契約に基づき、soticlestatのグローバルでの権利を同社が獲得し、今後の全世界での開発と販売を単独で担うとしている。

★11:15  任天堂-大幅安 新型「スイッチ」にサムスン製の有機EL採用を計画と伝わる
 任天堂<7974.T>が大幅安。ブルームバーグは4日9時28分、同社が今年中にも韓国のサムスン電子製の有機ELディスプレーを採用した新型の家庭用ゲーム機「スイッチ」を発売することを計画していると報じた。

 記事によれば、現行モデルより一回り大きなタッチパネルの採用で、年末商戦に向けた需要を喚起したい考えのようだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたとしている。なお、株価は地合いに連れ安している。

★11:15  エーザイ-反落 ケニアでの新型コロナウイルス感染症検査体制の構築を支援
 エーザイ<4523.T>が反落。同社は4日、新型コロナウイルス感染症のケニアにおける検査体制の構築を支援すると発表した。

 アフリカで医療アクセス向上に取り組むヘルスケアスタートアップConnect Afya(兵庫県)の子会社が、ケニアにおいて進める新型コロナウイルス感染症の検査体制構築に向けた活動に賛同し、支援することを決めたことから、同社もこれを支援するという。

 同社は従来からケニアにおいて、新型コロナの拡大抑制を支援するとともに、顧みられない熱帯病(NTDs)制圧に取り組んでおり、今回のConnect Afyaのへの支援を通じて、アフリカ地域での新型コロナウイルス感染症の拡大仰制に引き続き貢献するとしている。

 なお、株価は軟調な地合いに連れ安している。

★11:16  フジコーポ-底堅い 2月度既存店売上高6%増
 フジ・コーポレーション<7605.T>が底堅い。同社は4日11時、2月度の既存店売上高は11.9億円(前年同月比6%増)だったと発表した。タイヤ・ホイールの販売本数は同17%増となった。

★11:29  大戸屋HD-4日続伸 2月度既存店売上高27%減 1月は31%減
 大戸屋ホールディングス<2705.T>が4日続伸。同社は3日、2月度の既存店売上高が前年同月比27.4%減だったと発表した。1月は同31.1%減だった。既存店客数は同25.5%減、既存店客単価は同2.5%低下した。


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