前場コメント No.7 河合楽、ラウンドワン、鳥貴族ＨＤ、日電産、セリア、ニレコ
★10:26 河合楽器製作所－野村が目標株価引き上げ 巣ごもり需要で回復が早まった
河合楽器製作所<7952.T>が堅調。野村証券では、巣ごもり需要で回復が早まったと指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は6400円から6800円に引き上げた。
巣ごもり需要の拡大で業績回復が早まった面もあり、今後は特需の一巡に留意する必要はあると指摘。ただし、在宅時間の長期化をきっかけとした演奏再開など、楽器人口が広がったことはコロナ後も続く前向きな変化とみている。いずれにせよ、コロナ前後で楽器・音楽市場に本質的な変化は生じておらず、業績も鍵盤楽器の販売拡大を牽引役としたトレンドに戻っていくと予想。ブランド力の強化や価格適正化による収益力の上昇、中国のパートナーシップ戦略を活用した文化消費拡大の取り込みを軸に、高い利益成長が続くと予想している。
河合楽器製作所<7952.T>が堅調。野村証券では、巣ごもり需要で回復が早まったと指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は6400円から6800円に引き上げた。
巣ごもり需要の拡大で業績回復が早まった面もあり、今後は特需の一巡に留意する必要はあると指摘。ただし、在宅時間の長期化をきっかけとした演奏再開など、楽器人口が広がったことはコロナ後も続く前向きな変化とみている。いずれにせよ、コロナ前後で楽器・音楽市場に本質的な変化は生じておらず、業績も鍵盤楽器の販売拡大を牽引役としたトレンドに戻っていくと予想。ブランド力の強化や価格適正化による収益力の上昇、中国のパートナーシップ戦略を活用した文化消費拡大の取り込みを軸に、高い利益成長が続くと予想している。
★10:32 ラウンドワン－続伸 2月度既存店総売り上げ30％減 前月比で5pt改善
ラウンドワン<4680.T>が続伸。同社は5日、2月度の既存店総売り上げは46億9900万円（前年同月比29.8％減）だったと発表した。前月比から5.4ポイント改善した。全部門で2ケタの減収が続いたものの、アミューズメントは人気アニメの景品展開などに伴い、景品機売り上げが好調となったことで減収幅を大きく縮めた。
ラウンドワン<4680.T>が続伸。同社は5日、2月度の既存店総売り上げは46億9900万円（前年同月比29.8％減）だったと発表した。前月比から5.4ポイント改善した。全部門で2ケタの減収が続いたものの、アミューズメントは人気アニメの景品展開などに伴い、景品機売り上げが好調となったことで減収幅を大きく縮めた。
★10:49 鳥貴族－大幅安 今期営業赤字19億円見込む 上期は12億円の赤字
鳥貴族<3193.T>が大幅安。同社は5日、未定としていた21.7期通期の連結営業損益予想を19.4億円の赤字だと発表した。なお、同社は21.7期3Qから連結決算に移行するため、対前年同四半期増減率については記載していない。
新型コロナによる影響について、5月以降は各自治体からの時短要請などは限定的なものと想定し、居酒屋業界においても徐々に回復へ向かうことを前提としている。
21.7期上期（8-1月）の営業損益は12.2億円の赤字（前年同期は13.6億円の黒字）だった。
鳥貴族<3193.T>が大幅安。同社は5日、未定としていた21.7期通期の連結営業損益予想を19.4億円の赤字だと発表した。なお、同社は21.7期3Qから連結決算に移行するため、対前年同四半期増減率については記載していない。
新型コロナによる影響について、5月以降は各自治体からの時短要請などは限定的なものと想定し、居酒屋業界においても徐々に回復へ向かうことを前提としている。
21.7期上期（8-1月）の営業損益は12.2億円の赤字（前年同期は13.6億円の黒字）だった。
★10:49 鳥貴族－大幅安 2月既存店売上高67％減 1月は72％減
鳥貴族<3193.T>が大幅安。同社は5日に、2月の既存店売上高が前年同月比67.3％減だったと発表した。全店売上高は同68.2％減だった。1月はそれぞれ同71.9％減、72.8％減だった。既存店客数は同68.0％減、客単価は同2.2％上昇した。
鳥貴族<3193.T>が大幅安。同社は5日に、2月の既存店売上高が前年同月比67.3％減だったと発表した。全店売上高は同68.2％減だった。1月はそれぞれ同71.9％減、72.8％減だった。既存店客数は同68.0％減、客単価は同2.2％上昇した。
★10:49 日本電産－反落 先週の陽線にかぶせる陰線、安値切らずに持ち直せるか～テクニカル分析
日本電産<6594.T>が反落。先週末は上昇基調にある100日線をサポートに4日ぶりの陽線を形成したが、きょうは寄り高のあとは失速。再び100日線付近まで押し戻される展開となっている。先週末の安値（12670円）を下回るには至っていないものの、全般上昇が目立つ中で戻りが鈍い印象だ。
週足では直近高値から3連続陰線で値ごろ感からのリバウンドは期待できるものの、100日線や直近安値を下回ると4週連続の陰線に向けてネガティブな動きも。
一方、日足のRSI（9日）などは底値圏でもみ合い。株価動向次第ではあるものの、目先的には上昇しやすい環境に入るため、上述したフシを維持できるかが今週前半のポイントとなる。
日本電産<6594.T>が反落。先週末は上昇基調にある100日線をサポートに4日ぶりの陽線を形成したが、きょうは寄り高のあとは失速。再び100日線付近まで押し戻される展開となっている。先週末の安値（12670円）を下回るには至っていないものの、全般上昇が目立つ中で戻りが鈍い印象だ。
週足では直近高値から3連続陰線で値ごろ感からのリバウンドは期待できるものの、100日線や直近安値を下回ると4週連続の陰線に向けてネガティブな動きも。
一方、日足のRSI（9日）などは底値圏でもみ合い。株価動向次第ではあるものの、目先的には上昇しやすい環境に入るため、上述したフシを維持できるかが今週前半のポイントとなる。
★10:54 セリア－反落 2月度の既存店売上高3％減 前月比12pt低下
セリア<2782.T>が反落。同社は5日、2月度の既存店売上高は前年同月比2.9％減だったと発表した。前月比では11.6ポイント低下し、5カ月ぶりに前年同月割れとなった。客数は前年同月比5.4％減、客単価は2.7％上昇した。
セリア<2782.T>が反落。同社は5日、2月度の既存店売上高は前年同月比2.9％減だったと発表した。前月比では11.6ポイント低下し、5カ月ぶりに前年同月割れとなった。客数は前年同月比5.4％減、客単価は2.7％上昇した。
★10:54 ニレコ－ストップ高 傘下の光学技研 半導体検査装置向けに広帯域の位相子を開発＝日刊工
ニレコ<6863.T>がストップ高。8日付の日刊工業新聞は、同社傘下の光学技研が半導体検査装置向けに広帯域の位相子を開発したと報じた。
記事によれば、半導体の検査ではウエハーやマスクで反射した光の偏光状態に変化を見る際、位相子を使って解析する必要があるが、現在広く使われている位相子は制御できる帯域が狭いという。
今回、光学技研が開発した「超広帯域位相子」は、一般的に制御できる光波400ナノから1500ナノメートルに対し、190ナノメートルから2000ナノメートルの波長を制御できることから一般的な位相子からの置き換え需要を見込み、半導体の製造や検査装置メーカーに提案するとしている。
ニレコ<6863.T>がストップ高。8日付の日刊工業新聞は、同社傘下の光学技研が半導体検査装置向けに広帯域の位相子を開発したと報じた。
記事によれば、半導体の検査ではウエハーやマスクで反射した光の偏光状態に変化を見る際、位相子を使って解析する必要があるが、現在広く使われている位相子は制御できる帯域が狭いという。
今回、光学技研が開発した「超広帯域位相子」は、一般的に制御できる光波400ナノから1500ナノメートルに対し、190ナノメートルから2000ナノメートルの波長を制御できることから一般的な位相子からの置き換え需要を見込み、半導体の製造や検査装置メーカーに提案するとしている。
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