前場コメント No.6 KeePer技、セルソース、オーバル、ユーザベース、JPX、イワキ

2021/04/09(金) 11:30
★10:13  KeePer技研-反発 新サービス「樹脂フェンダーキーパー」発売
 KeePer技研<6036.T>が反発。同社は9日9時45分、新サービスとして「樹脂フェンダーキーパー」を発売すると発表した。従来の無塗装樹脂コーティングのように一時しのぎの黒色復活ではなく、確実に1年の耐久性があるという。極微の二酸化チタンで紫外線を遮断することで再白濁を防ぐとしている。

★10:25  セルソース-反発 オムロンヘルスケアと整形外科領域において共同調査を実施
 セルソース<4880.T>が反発。同社は8日、オムロン<6645.T>グループ会社のとオムロンヘルスケアと、変形性膝関節症の予防と治療選択肢の充実にむけて、整形外科の領域における共同調査を開始したと発表した。

 同社提携医療機関にてPFC-FDを用いた変形性膝関節症の治療を行う患者向けに、オムロンヘルスケアの低周波治療器「オムロン ひざ電気治療バンド HV-F710/HV-F971」を使用し、膝の痛みや状態の変化、ひざ電気治療バンドを用いた治療の満足度に関する調査を実施するとしている。

★10:25  オーバル-反発 投資有価証券を売却 前期および今期に特別利益計上へ
 オーバル<7727.T>が反発。同社は8日、保有する投資有価証券の一部を売却したと発表した。政策保有株式の見直しおよび資産効率の向上と財務体質の強化を目的にしている。これに伴い、投資有価証券売却益として21.3期4Q(1-3月)に8700万円、22.3期1Q(4-6月)に1200万円を計上する予定としている。

★10:32  ユーザベース-SMBC日興が目標株価引き下げ 長期成長期待の回復が待たれると指摘
 ユーザベース<3966.T>が反発。SMBC日興証券では、短期的に損益改善が進もう。一方長期成長期待の回復が待たれると指摘。投資判断は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は3900円から3400円に引き下げた。

 21/12~25/12期業績予想を見直し、売上高を下方修正、営業利益は24/12期まで上方修正も25/12期は若干減額。主な修正要因は20/12期3Qに撤退したQuartz事業の影響という。同事業撤退は従来予想に対して、売上高は21/12期18億円~25/12期48億円の下方修正要因となると指摘。営業損益面では21/12期15億円~23/12期5億円の上方修正要因ながら、25/12期は5億円の下方修正要因になると指摘している。22/12期以降の売上高成長率30%達成に向けた体制構築に注目。長期成長期待の回復が待たれるとコメントしている。

★10:36  JPX-大幅に3日続伸 東証の山道社長「市場再編、投資の呼び水に」=日経
 日本取引所グループ<8697.T>が大幅に3日続伸。9日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下である東京証券取引所の山道裕己社長が取材に応じ、来年春に予定する市場再編を通じ上場企業のESG(環境・社会・企業統治)の取り組みを底上げする考えを示したと報じた。

 記事によれば、最上位の「プライム」市場では、気候変動リスクの開示強化を求めるなど一段高い基準を設けるという。グローバルな目線での環境や統治対応を上場企業に促し、海外マネーの流入を加速させるとしている。

★10:50  イワキ-大幅反発 インタープロテインとコロナ治療薬の共同研究契約を締結
 イワキ<8095.T>が大幅反発。同社は8日、子会社の岩城製薬とインタープロテイン(大阪府大阪市)が、新型コロナウイルスに対する治療薬の探索研究を目的に共同研究契約を締結したと発表した。

 この契約により、岩城製薬の化合物合成技術とインタープロテインの人工知能を用いた化合物の活性予測システムを合わせることで、高活性で経口投与可能な阻害化合物を効率よく選定するという。

 今後、ドラッグリパーパシング(既存薬再開発)と創薬探索研究のアプローチを組み合わせ、合成難度の高い低分子化合物の短期間での最適化に取り組む計画としている。

 なお、同社はきょう22.11期1Q(12-2月)の決算発表を予定している。


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