後場コメント No.2 リコー、日本製鉄、スーパーV、識学、Sansan、シンワワイズ
★12:47 リコー-SMBC日興が目標株価引き上げ 時代の変化に合わせて変化を加速する
リコー<7752.T>が続伸。SMBC日興証券では、時代の変化に合わせて変化を加速すると指摘。投資判断は「2(中立)」を継続、目標株価は800円から1300円に引き上げた。
21/3期3Q実績やその後の取材、中計発表内容や足元の事業環境などを踏まえ業績予想を修正。営業損益予想は21/3期400億円の赤字、22/3期560億円、23/3期800億円と、従来予想の同550億円の赤字、430億円、650億円から上方修正した。株式市場の期待を超えて退路を断ち、財務戦略も含めて踏み込んだ構造改革を実行していることは高く評価されるべきと考えている。一方、「オフィスサービスカンパニー」へ昇華するためにはもう一段のプロダクト関連での構造改革が必要となる可能性が残っていると考えている。
リコー<7752.T>が続伸。SMBC日興証券では、時代の変化に合わせて変化を加速すると指摘。投資判断は「2(中立)」を継続、目標株価は800円から1300円に引き上げた。
21/3期3Q実績やその後の取材、中計発表内容や足元の事業環境などを踏まえ業績予想を修正。営業損益予想は21/3期400億円の赤字、22/3期560億円、23/3期800億円と、従来予想の同550億円の赤字、430億円、650億円から上方修正した。株式市場の期待を超えて退路を断ち、財務戦略も含めて踏み込んだ構造改革を実行していることは高く評価されるべきと考えている。一方、「オフィスサービスカンパニー」へ昇華するためにはもう一段のプロダクト関連での構造改革が必要となる可能性が残っていると考えている。
★12:47 日本製鉄-野村が投資判断引き上げ 業況改善とコスト削減を評価
日本製鉄<5401.T>が続伸。野村証券では、業況改善とコスト削減を評価。投資評価は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は1480円から2400円に引き上げた。
要因として、(1)中国での需要好調と生産抑制策などの導入により、当面のアジアの鋼材需給は良好な状況が続く可能性が高まった、(2)発表された中長期経営計画で追加の生産能力の削減が発表され、中期的に一段とコスト削減が進む可能性が高まった、点を考慮した。カーボン・ニュートラルへの対応姿勢も評価している。22.3期の税前利益は3600億円、23.3期では3700億円と予想し、いずれも、4月9日時点のBloombergコンセンサス予想を上回る水準までの業績回復を予想している。
日本製鉄<5401.T>が続伸。野村証券では、業況改善とコスト削減を評価。投資評価は「Neutral」→「Buy」に引き上げ、目標株価は1480円から2400円に引き上げた。
要因として、(1)中国での需要好調と生産抑制策などの導入により、当面のアジアの鋼材需給は良好な状況が続く可能性が高まった、(2)発表された中長期経営計画で追加の生産能力の削減が発表され、中期的に一段とコスト削減が進む可能性が高まった、点を考慮した。カーボン・ニュートラルへの対応姿勢も評価している。22.3期の税前利益は3600億円、23.3期では3700億円と予想し、いずれも、4月9日時点のBloombergコンセンサス予想を上回る水準までの業績回復を予想している。
★12:52 スーパーバリュー-後場マイナス転換 今期営業益53%減見込む 前期は計画上回る
スーパーバリュー<3094.T>が後場マイナス転換。同社は14日12時30分、22.2期通期の営業利益予想は6.1億円(前期比53.3%減)、年間配当予想は10円(前期は10円)と発表した。
業界として消費者の低価格・節約志向の高まるなど不透明な状況であり、競争もこれまで以上に激化する想定。この環境下、価格政策を重点に取り組み、チラシ・現金ポイントカードの販促を効率かつ政策的に活用し集客することで、売上高・利益を確保するとしている。
21.2期通期の営業損益は13.1億円の黒字(前の期は9.3億円の赤字)だった。会社計画9.5億円の黒字を上回る着地となった。チラシ販促を効率かつ政策的に展開し、徹底した経費削減を進めたことが寄与した。併せて、期末配当を従来予想の5円から10円(20.2期末は5円)に決定した。
スーパーバリュー<3094.T>が後場マイナス転換。同社は14日12時30分、22.2期通期の営業利益予想は6.1億円(前期比53.3%減)、年間配当予想は10円(前期は10円)と発表した。
業界として消費者の低価格・節約志向の高まるなど不透明な状況であり、競争もこれまで以上に激化する想定。この環境下、価格政策を重点に取り組み、チラシ・現金ポイントカードの販促を効率かつ政策的に活用し集客することで、売上高・利益を確保するとしている。
21.2期通期の営業損益は13.1億円の黒字(前の期は9.3億円の赤字)だった。会社計画9.5億円の黒字を上回る着地となった。チラシ販促を効率かつ政策的に展開し、徹底した経費削減を進めたことが寄与した。併せて、期末配当を従来予想の5円から10円(20.2期末は5円)に決定した。
★12:56 識学-後場プラス転換 今期営業益2.4倍見込む 前期は52%減
識学<7049.T>が後場プラス転換。同社は14日12時30分、22.2期通期の連結営業利益予想を4.0億円(前期比2.9倍)だと発表した。組織コンサルティング事業を中心とした成長を計画している。
21.2期通期の連結営業利益は1.4億円(前の期比51.5%減)だった。講師の積極的な採用・教育を継続し、人件費、採用費が増加した。
識学<7049.T>が後場プラス転換。同社は14日12時30分、22.2期通期の連結営業利益予想を4.0億円(前期比2.9倍)だと発表した。組織コンサルティング事業を中心とした成長を計画している。
21.2期通期の連結営業利益は1.4億円(前の期比51.5%減)だった。講師の積極的な採用・教育を継続し、人件費、採用費が増加した。
★12:59 Sansan-野村が目標株価引き上げ Q3も順調、請求書電子化も急拡大
Sansan<4443.T>が軟調。野村証券では、Q3も順調、請求書電子化も急拡大と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は10800円から12100円に引き上げた。
Q3は売上・利益ともに野村予想と概ね同水準であり、特段の驚きはないと指摘。21年1~3月に日本政府によるCOVID-19対策の緊急事態宣言が発出されたが、マイナス影響は限定的で、中核のSansan事業へのストック売上が着実に積み上がっているという。また、新規事業「Bill One」は、契約数が順調に増加しており、好印象であるとした。今回、Bill Oneの順調な契約獲得を反映し、中期的な業績予想を若干上方修正し、DCF法による目標株価を引き上げた。
Sansan<4443.T>が軟調。野村証券では、Q3も順調、請求書電子化も急拡大と指摘。投資評価は「Buy」を継続、目標株価は10800円から12100円に引き上げた。
Q3は売上・利益ともに野村予想と概ね同水準であり、特段の驚きはないと指摘。21年1~3月に日本政府によるCOVID-19対策の緊急事態宣言が発出されたが、マイナス影響は限定的で、中核のSansan事業へのストック売上が着実に積み上がっているという。また、新規事業「Bill One」は、契約数が順調に増加しており、好印象であるとした。今回、Bill Oneの順調な契約獲得を反映し、中期的な業績予想を若干上方修正し、DCF法による目標株価を引き上げた。
★13:03 シンワワイズ-大幅高 NFTに紐付くアート販売をきょう15時から開始
Shinwa Wise Holdings<2437.T>が大幅高。同社は14日、アートブロックチェーン登録に伴うアート作品を基にしたNFTの生成・販売について、同日15時から正式に販売を開始すると発表した。
同社は13日、21.5期3Q累計(6-2月)の連結純損益が1.5億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だったと発表。併せて、保管していた美術品が紛失し長期に渡り所在不明になっていたとして、特損2800万円を計上したとしており、前場はこれを嫌気するかたちでマイナス圏で推移していた。
足もとの株価は高いところで前日比12%上昇する場面があった。
Shinwa Wise Holdings<2437.T>が大幅高。同社は14日、アートブロックチェーン登録に伴うアート作品を基にしたNFTの生成・販売について、同日15時から正式に販売を開始すると発表した。
同社は13日、21.5期3Q累計(6-2月)の連結純損益が1.5億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だったと発表。併せて、保管していた美術品が紛失し長期に渡り所在不明になっていたとして、特損2800万円を計上したとしており、前場はこれを嫌気するかたちでマイナス圏で推移していた。
足もとの株価は高いところで前日比12%上昇する場面があった。
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