前場コメント No.1 ホープ、地域新聞、日本調剤、ワークマン、ヤマエ久野、明豊ファシリ

2021/04/20(火) 11:32
★9:00  ホープ-売り気配 今期最終赤字は下限で59.6億円見込む 債務超過のおそれ
 ホープ<6195.T>が売り気配。同社は19日、従来未定としていた21.6期通期の連結純損益予想は59.6億円の赤字~50.9億円の赤字(前期は6.7億円の黒字)と発表した。昨年12月中旬から今年1月下旬にかけて続いた電力取引価格の高騰により、エネルギー事業の売上原価が大きく上昇したことが響く。
 
 なお、資本増強を実施しない場合、今期末において31.7億円~22.9億円の債務超過が見込まれるという。1月分不足インバランス料金を含む多額の支払いが生じる予定のため、これらを踏まえ、さまざまな方法によって資金調達を検討するとしている。

 なお、寄り前の気配ではストップ安水準まで値段を切り下げていた。

★9:01  地域新聞社-売り気配 新株および新株予約権で5億円調達 財務基盤強化の借入金返済などに充てる
 地域新聞社<2164.T>が売り気配。同社は19日、マイルストーン・キャピタル・マネジメントを割当先とし、第三者割当により新株式および第4回新株予約権を発行すると発表した。

 新株式の払込期日は5月6日。発行株数は6万3700株。発行価額は1株当たり785円。第4回新株予約権の払込期日は5月6日。発行総数は6370個(潜在株式数63万7000株)。発行価額は1株当たり525円。差引手取概算額で合計5億4089万3750円を調達し、財務基盤強化のための短期借入金および長期借入金の返済資金などに充てる。新株式の発行および新株予約権の行使による希薄化率は最大で合計38%。

 なお、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:01  日本調剤-買い気配 21.3期営業益予想を上方修正 一転増益へ
 日本調剤<3341.T>が買い気配。同社は19日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の65.5億円から81.0億円(前の期比6.7%増)に上方修正すると発表した。従来予想の13.7%減から一転して増益を見込む。

 来局患者数の回復が想定を上回り、医薬品製造販売事業における2020年6月および12月の新規収載品の販売も引き続き好調だった。グループ全社による継続的なコスト削減も寄与する。

★9:02  ワークマン-続落 日立との協創を通じ、AI自動発注システムを導入
 ワークマン<7564.T>が続落。同社は19日、日立製作所<6501.T>との協創を通じ、人工知能(AI)を使った需要予測に基づく自動発注システムを順次導入すると発表した。

 同システムでは、商品の売れ行きに応じて最適なアルゴリズムをタイムリーかつ自動で選択・切り替えることが可能で、従来、各店舗において1日あたり約30分を要していた発注業務を約2分に短縮することができるとしている。株価は地合いに連れ安している。

★9:02  ヤマエ久野-売り気配 21.3期営業益予想を下方修正 緊急事態宣言の再発令が響く
 ヤマエ久野<8108.T>が売り気配。同社は19日、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の37.7億円から6.0億円(前の期比86.7%減)に下方修正すると発表した。緊急事態宣言の再発令に伴う移動制限、休業・営業時間短縮要請などにより、特に利益率が比較的高い外食向けの販売需要が大幅に減少したことが響く。

★9:03  明豊ファシリティワークス-買い気配 21.3期最終益を上方修正 期末配当予想を増額修正
 明豊ファシリティワークス<1717.T>が買い気配。同社は19日、21.3期通期の連結純利益予想を従来の4.7億円から6.1億円(前期比4.5%減)に引き上げると発表した。

 社会的にCM(コンストラクション・マネジメント:発注者支援事業)への期待が高まり、提案する機会が増えたことから、前回予想を上回る見通し。

 また、21.3期の期末配当予想を16.5円から25.5円(前期は記念配当5円を含む21.5円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。


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