今日の株式見通し-軟調か 世界的にコロナ感染拡大への警戒が強まる

2021/04/21(水) 07:45
 東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は256ドル安の33821ドルで取引を終えた。世界的なコロナ感染拡大への警戒が強まり、空運株などアフターコロナ関連が幅広く売られた。ドル円は足元で108円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて515円安の28625円、ドル建ては490円安の28650円で取引を終えた。  日経平均はきのう、戻りらしい戻りもなく584円安と大きく崩れた。米国株が大きめの下落となったことで、警戒売りに勢いがつくことになるだろう。前日同様、CME225先物がかなりの下振れスタートを示唆しており、買い手不在の中で売りだけが急がれることになりそうだ。連日の大幅安となれば、さすがに下値では買いは入ると考えるものの、きのうがやや気味の悪い下げであったことから、米国株の反発を確認するまでは、押し目を拾う動きも恐る恐るになると予想する。日経平均の予想レンジは28500円-28800円
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