米アップル-時間外で上昇 予想を上回る増収増益決算を好感

2021/04/29(木) 09:06
4月28日 終値 前日比 前日比(%)(時間外) 終値比 終値比(%) ------------------------------------ ------------------------------  AAPL 133.58 -0.81 -0.60% 136.53 +2.95 2.21%  4月28日の時間外取引でコンピューター・モバイル端末大手の米アップル(NASDAQ:AAPL)が上昇。市場予想を上回る増収増益決算や株主還元策が好感された。株価は4月28日の通常取引で前日比0.81ドル安(-0.60%)の133.58ドルで終了し、年初来では0.67%高となったが、時間外取引では終値比で一時4%上昇した。  アップルが4月28日引け後に発表した2021年度第2四半期(1-3月)決算は、売上高が前年同期比53.6%増の895億8400万ドルとなり市場予想の773億6000万ドルを上回った。粗利益が70.2%増の380億7900万ドル、営業利益が114%増の275億300万ドル、純利益が110.1%増の236億3000万ドルとなり、調整後の一株当たり利益は1.4ドルと市場予想の0.99ドルを大幅に上回った。  プロダクツ・セールスは、iPhoneが前年同期比65.5%増の479.4億ドルとなり、市場予想の414.3億ドルを上回った。Macは70.1%増の91.2億ドル、iPadが78.7%増の78.1億ドル、ウェアラブル等が24.7%増の78.4億ドルとなり、プロダクツ全体では61.6%増の726.8億ドルとなった。サービス・レベニューは26.6%増の169億100万ドルとなった。  4-6月期については、コロナパンデミックによる不透明感を理由に今回も見通しが公表されなかった。マエストリCFOは2桁の増収を見込むとしたが、世界的な半導体不足による製品供給への影響を懸念した。  株主還元では、四半期配当を7%増の0.22ドルに引き上げ、設定された自社株買いの額は900億ドルと、2020年の500億ドル、2019年の750億ドルを上回る規模となった。
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