前場コメント No.10 双信電、日インシュレ、アイエスビー、東海東京、セキド

2021/04/30(金) 11:34
★11:01  双信電機-ストップ高買い気配 今期営業益6.9倍見込む 前期は黒字転換
 双信電機<6938.T>がストップ高買い気配。同社は28日、22.3期通期の連結営業利益予想は6.0億円(前期比6.9倍)、年間配当予想は4円(前期は4円)と発表した。

 主市場である工作機械、半導体製造装置の回復が続き、新規格Wi-Fiや5Gが拡大することで関連製品の需要が増加する見通し。車載、電磁波ノイズ測定市場の堅調な推移も見込む。
 
 21.3期通期の連結営業利益は0.9億円の黒字(前の期は4.4億円の赤字)だった。情報通信事業において、テレワーク需要によりパソコン・タブレット向けのヒューズ用圧膜印刷基板が伸びた。新規格のWi-Fi向け製品や5G基地局向け製品の増加なども寄与した。

★11:06  日本インシュレー急騰 21.3期営業益予想を上方修正 一転増益へ
 日本インシュレーション<5368.T>が急騰。同社は30日11時、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の16.3億円から22.7億円(前の期比9.4%増)に上方修正すると発表した。従来予想の21.6%減から一転して増益を見込む。

 建築関連、プラント関連セグメントの工事案件の進ちょくなどが順調に進んだ。より効果的な工事管理を実施したことなどにより、想定を超える利益の獲得につながる見込みとなったことから見通しを引き上げた。

★11:13  アイエスビー-急騰 1Q営業益34%増 上期計画を上回る
 アイ・エス・ビー<9702.T>が急騰。同社は28日、21.12期通期の連結営業利益は8.3億円(前年同期比33.6%増)だったと発表した。上期計画8.2億円を上回る着地となった。

 情報サービス事業は、人手不足に対応した業務の効率化や5G関連業務が堅調だった。セキュリティシステム事業において、官公庁や大学向けの大型案件、既存セキュリティシステムのリニューアル工事受注が好調に推移したことも寄与した。

★11:14  東海東京-続伸 前期最終益3.3倍 今期予想は未定
 東海東京フィナンシャル・ホールディングス<8616.T>が続伸。同社は30日11時、21.3期通期の連結純利益が90.9億円(前期比3.3倍)だったと発表した。

 株式委託売買高が増加し、委託手数料が増加した。公募売り出しの引き受け高が大幅に増加したことも寄与した。トレーディング損益も増加した。

 なお、22.3期通期の業績予想は未定とした。

★11:19  セキド-大幅安 今期営業益7%減見込む システム開発コスト見込む
 セキド<9878.T>が大幅安。同社は30日9時、22.3期通期の営業利益予想を1.7億円(前期比7.1%減)だと発表した。

 さらなる成長路線に向かうために美容事業やネット通販部門でシステム開発コストを見込んでいる。

 21.3期通期の営業損益は1.8億円の黒字(前の期比3.8億円の赤字)だった。「MEDIHEAL」の日本総代理店となり販路が拡がったことで美容事業が好調だった。


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