後場コメント No.1 商船三井、大東建、アートスパーク、内外トランス、太陽HD、双日

2021/04/30(金) 15:09
★12:31  商船三井-後場上げ幅縮小 前期は営業赤字53億円と計画下振れ 今期は営業黒字転換見込む
 商船三井<9104.T>が後場上げ幅縮小。同社は30日12時に、22.3期通期の連結営業損益予想を280億円の黒字(前期は53億円の赤字)と発表した。

 主力の製品輸送事業では、コンテナ船は、持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESSにおいて、足元の好調な荷動きや賃率が暫くは継続すると見込んでいるが、期中にかけて軟化することを予想している。 自動車船事業については、当面は新型コロナウイルスや半導体不足の影響による懸念が存在するものの、荷量の回復傾向は継続すると見込んでいる。

 併せて発表した、21.3期通期の連結営業損益は53億円の赤字(前の期は238億円の黒字)だった。通期の会社計画は20億円の赤字だったので着地は下振れた。一部費用の計上に変動があったことなどが響いた。

★12:33  大東建託-後場売り気配 今期営業益8%増見込むもコンセンサス下回る
 大東建託<1878.T>が後場売り気配。同社は30日11時30分、22.3期通期の連結営業利益予想は940億円(前期比8.4%増)、年間配当予想は472円(前期は455円)と発表した。市場コンセンサスは1009億円。

 21.3期通期の連結営業利益は867億円(前の期比32.2%減)だった。建設事業において、緊急事態宣言下での施工現場休止を受け、完成工事高減少による固定費率の相対的な上昇もあり大幅に落ち込んだことなどが響いた。

 なお、今期見通しがコンセンサスを下回ったこともあり、株価は売りが優勢となっている。

★12:36  アートスパーク-後場買い気配 上期営業益を上方修正 CLIP STUDIO PAINTが好調
 アートスパークホールディングス<3663.T>が後場買い気配。同社は30日11時30分、21.12期上期(1-6月)の連結営業利益予想を従来の3.9億円から6.4億円(前期比78.2%増)に引き上げると発表した。

 イラスト・マンガ・アニメーション制作ソフト「CLIP STUDIO PAINT」のインターネット上での全世界に向けたプロモーション効果により、前回予想を上回る見通し。

★12:36  アートスパーク-後場買い気配 3月のCLIP STUDIO PAINT累計出荷本数5%増
 アートスパークホールディングス<3663.T>が後場買い気配。同社は30日11時30分、クリエイターサポート事業の「CLIP STUDIO PAINT」の累計出荷本数は2021年2月時点で1205万台(前月比4.6%増)となったと発表した。

 UI/UX事業における「CGI Studio」、「UI Conductor」の2020年1月以降の新規搭載台数の累計は903万台(前月比横ばい)だった。

★12:38  内外トランスイン-後場買い気配 通期営業益を上方修正 コンテナ需要増が寄与
 内外トランスライン<9384.T>が後場買い気配。同社は30日12時、21.12通期の連結営業利益予想を従来の16.2億円から23.1億円(前期比63.7%増)に引き上げると発表した。

 海上コンテナのひっ迫については、2021年末までには相応の落着きを取り戻す可能性はあるものの足元の好業績はここ数カ月は継続すると予想されることから、前回予想を上回る見通し。

 21.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は7.6億円(前年同期比2.2倍)だった。

★12:43  太陽HD-後場急落 今期営業益121億円見込むも市場コンセンサス下回る
 太陽ホールディングス<4626.T>が後場急落。同社は30日12時、22.3期通期の連結営業利益予想は121億円、年間配当予想は130.2円(前期は160.2円)と発表した。今期から「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、営業利益の前期比較はできない。市場コンセンサスは154億円。

 電子機器用部材事業は通信インフラやデータセンター分野での投資継続を受けて需要増加を見込む。医療・医薬品事業については、一部製品の製造量や販売数量に対する新型コロナウイルス感染症の影響、薬価改定による販売価格の下落の影響などを見込む。

 21.3期通期の連結営業利益は139億円(前の期比52.6%増)だった。電子機器用部材事業において、3Q(10-12月)以降は車載関連部材の需要が回復し、半導体パッケージ基板用部材の販売数量もサーバーやデータセンター需要により増加した。医療・医薬品事業の大幅な増益も寄与した。

★12:47  双日-後場急騰 今期最終益96%増見込む 前期は56%減
 双日<2768.T>が後場急騰。同社は30日12時30分、22.3期通期の連結純利益予想(IFRS)は530億円(前期比96.3%増)と発表した。

 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種普及により経済活動の回復を見込むなか、自動車や化学に加え、鉄鋼需要や石炭市況の緩やかな回復を想定している。

 21.3期通期の連結純利益は270億円(前の期比55.6%減)だった。石炭価格の下落、金属・資源での減益、自動車販売台数の減少、メタノール価格低迷、持分法投資損益の減少などが響いた。

★12:47  双日-後場急騰 5株を1株に併合 基準日は9月30日
 双日<2768.T>が後場急騰。同社は30日12時30分、株式併合を行うと発表した。9月30日を基準日とし、5株につき1株の割合をもって併合する。

★12:47  双日-後場急騰 5000万株・150億円を上限に自社株買い 割合は4.2%
 双日<2768.T>が後場急騰。同社は30日12時30分、5000万株・150億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は5月1日~9月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.2%となる。


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