前場コメント No.2 山王、小僧寿し、明豊エンター、Hamee、MDNT、レオクラン

2021/06/15(火) 11:35
★9:04  山王-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計は56%増
 山王<3441.T>が買い気配。同社は14日、21.7期通期の連結営業利益予想を従来の2.0億円から2.3億円(前期比28.4%増)に引き上げると発表した。

 次世代5G向を中心とした通信分野での需要拡大は第3四半期以降においても継続する見込みであり、受注水準は前回公表の想定を上回る見通しであることから、業績予想を引き上げた。

 21.7期3Q累計(8-4月)の連結営業利益は2.2億円(前年同期比56.2%増)だった。

★9:04  小僧寿し-急騰 第三者割当増資でトランセアを特定子会社化 JFLAHDがその他関係会社に
 小僧寿し<9973.T>が急騰。同社は14日、焼き鳥「とり鉄」などの飲食店運営を行うトランセア(東京都中央区)の株式を取得することで特定子会社にするとともに、トランセアの親会社であるアスラポート(東京都中央区)を割当先とし、現物出資による第三者割当により新株式を発行すると発表した。

 新株発行の払込期日は7月1日。発行株式は747万1000株。発行価額は1株当たり51円。今回の新株発行に伴う発行済株式に対する希薄化率は5.6%。この件により、アスラポートの親会社であり、同社の筆頭株主であるJFLAホールディングス<3069.T>は同社のその他関係会社になるとしている。

★9:05  明豊エンタープライズ-新高値 3Q累計最終益2.9倍 通期計画を大幅に超過
 明豊エンタープライズ<8927.T>が新高値。同社は14日、21.7期3Q累計(8-4月)の連結純利益が6.4億円(前年同期比2.9倍)だったと発表した。通期の会社計画3.2億円を超過した。

 主力事業の賃貸アパートメントブランド「MIJAS(ミハス)」事業、プレミアム賃貸マンション「EL FARO(エルファーロ)」事業が順調に進ちょくしていることに加えて、中古リニューアル再販事業、開発事業用地の売却が利益増に貢献した。なお、通期予想は据え置いている。

★9:06  Hamee-反落 今期営業益3%増見込むも利益確定売り優勢
 Hamee<3134.T>が反落。同社は14日、22.4期通期の連結営業利益予想は22.5億円(前期比3.2%増)、年間配当予想は20.5円(前期は10円)と発表した。市場コンセンサスは23.1億円。

 コマース事業における国内市場は、EC市場ほどではないものの小売も引き続き拡大が続く見込み。海外市場は自社商品の取扱比率を増やし、利益改善を目指す。プラットフォーム事業はネクストエンジンの契約者数5500社超に向けた取り組みを実施するとしている。

 21.4期通期の連結営業利益は21.8億円(前の期比24.9%増)だった。会社計画17.8億円を上回る着地となった。消費行動の変容からEC市場での消費が大きく伸びた。これにより、プラットフォームセグメントの売り上げが好調だったことが寄与した。期末配当予想も8円から10円(20.4期末は7円)に引き上げた。

 なお、株価は買いが先行したものの、利益確定売りに押されてマイナスに転じている。

★9:07  メディネット-急騰 J&J系のヤンセンファーマと治験製品製造のための細胞調製に関する契約を締結
 メディネット<2370.T>が急騰。同社は14日、ジョンソン・エンド・ジョンソンのグループ会社であるヤンセンファーマ社(東京都千代田区)と細胞療法における治験製品製造のための細胞調製に関する契約を締結したと発表した。締結日は5月31日。

★9:09  レオクラン-買い気配 通期営業益を上方修正 一括販売案件の進ちょくが順調
 レオクラン<7681.T>が買い気配。同社は14日、21.9期通期の連結営業利益予想を従来の3.5億円から5.5億円(前期比2.7倍)に引き上げると発表した。

 主要事業であるメディカルトータルソリューション事業において、医療機器の一括販売案件の進ちょくおよびスポット的な新規案件受注が順調に推移していることから、前回予想を上回る見通し。


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