前場コメント No.6 スタメン、フリュー、UACJ、四国電、サンゲツ、第一生命

2021/06/17(木) 11:31
★10:01  スタメン-大幅高 TUNAGがHACCPに沿った衛生管理に対応開始
 スタメン<4019.T>が大幅高。同社は16日、エンゲージメント経営プラットフォーム「TUNAG(ツナグ)」を導入する食品事業者向けに、HACCPに沿った衛星管理を同サービス内で実施するための制度をリリースしたと発表した。

 食品衛生法の改正により、令和3年6月1日から、原則としてすべての食品事業者にHACCPに沿った衛生管理が義務付けられたことに対応した。

★10:09  フリュー-大幅高 5月売上高83%増 すべてのセグメントで増収
 フリュー<6238.T>が続伸。同社は16日、5月の月次概況を発表した。同月の売上高は26.7億円(前年同月比82.5%増)だった。プリントシール、コンテンツ・メディア、キャラクターMD、ゲームのすべてのセグメントで増収となった

★10:11  UACJ-SMBC日興が投資評価引き上げ 海外事業が収穫期入り
 UACJ<5741.T>が堅調。SMBC日興証券では、海外事業が収穫期入りと指摘。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は3000円から3500円に修正した。

 22/3期、経常利益/調整後経常利益見通しを142億円/117億円から192億円/111億円と修正。COVID-19の影響が残り、国内の構造改革に遅延が生じている点を考慮した。23/3期は218億円/193億円から209億円/239億円とした。UATHのコスト削減に加え、国内の構造改革の追加効果を考慮。また、24/3期に関しては、243億円/218億円から 250億円/250億円とした。上記の理由に加え、米国の押出品需要の先行投資負担が軽減すると見込んでいる。

★10:13  四国電力-反発 伊方発電所3号機 通常運転11月に再開
 四国電力<9507.T>が反発。同社は16日に、伊方発電所3号機について、11月12日に通常運転を再開すると発表した。第15回定期検査を実施していたが、9月18日~21日に燃料装荷、10月12日に原子炉起動、10月17日に送電開始、11月12日に定期検査を終了して、通常運転を再開するとしている。

★10:21  サンゲツ-底堅い 抗ウイルス壁紙全点が「SIAA抗ウイルス加工認証」取得
 サンゲツ<8130.T>が底堅い。同社は17日に、抗ウイルス壁紙全点が「SIAA抗ウイルス加工認証」を取得したと発表した。

 抗ウイルス壁紙は、表面に抗ウイルス剤をコーティングし、壁紙表面に付着したウイルスを減少させる効果を持つという。今回、さらに安心して使用してもらえるよう、新たに第三者認証機関であるSIAA(抗菌製品技術協議会)の認証を取得した。
 新しい生活様式における感染症対策が求められるなか、医療・福祉施設やオフィスなどの各種施設に加え、戸建てやマンションなど住宅物件においても、抗ウイルス商品の需要は増加しており、同社は、壁紙、床材、カーテンを中心に抗ウイルス商品を拡充するとしている。

★10:22  第一生命-大幅高 FOMCで2023年中利上げの可能性示唆 米長期金利の上昇を好感
 第一生命ホールディングス<8750.T>が大幅高。16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の金利見通しで、利上げ時期が従来想定より前倒しされたことが材料。FOMCで2023年までに2回の利上げの可能性が示唆され、米10年債利回りは足元で1.59%台まで上昇した。

 米長期金利の上昇を受け、資産運用に追い風との見方から生保各社に買いが入っている。T&Dホールディングス<8795.T>も大幅高。


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