前場コメント No.2 キヤノン、竹田印刷、マーチャント、クリレスHD、スズキ、ワッツ

2021/07/20(火) 11:42
★9:05  キヤノン-買い気配 通期営業益を上方修正 在宅勤務向けにプリンタ販売が好調
 キヤノン<7751.T>が買い気配。同社は19日、21.12期通期の連結営業利益予想を従来の1980億円から2830億円(前期比2.6倍)に引き上げると発表した。

 在宅勤務と在宅学習の世界的な拡がりを背景として強い需要が続いているインクジェットプリンターの販売が順調に伸びた。また、カメラへの関心・需要が高まり、各地域でフルサイズミラーレスカメラおよび交換レンズなどの好調な販売が続いており、メディカルや半導体露光装置なども好調なことから、前回予想を上回る見通し。

★9:06  竹田印刷-5日ぶり反発 固定資産売却益1.9億円を今期計上へ
 竹田印刷<7875.T>が5日ぶり反発。同社は19日、保有する固定資産を譲渡することで固定資産売却益として22.3期に特別利益を約1.9億円計上すると発表した。
 
 既存事業の強化と成長分野への積極投資を推進する事業構造改革を進めており、経営資源の有効活用および財務体質の強化を図るためとしている。売却資産は東京都北区にある関東事業部の事務所で、譲渡先は国内の一般事業会社ではあるものの詳細は非公開とした。

★9:07  マーチャント-反発 ショッピングサイト「KENTEN×lafan」でNFT取り扱い開始
 マーチャント・バンカーズ<3121.T>が反発。同社は19日、子会社のテンケンが運営するショッピングサイト「KENTEN×lafan」においてNFT(非代替性トークン)の取り扱いを開始すると発表した。

 同社が以前に公表したNFTバンカーズは、主に暗号資産ユーザーをメインターゲットにしているが、「KENTEN×lafan」ではショッピングサイトの利用者による、NFTでの購入のシナジーを狙うとしている。

★9:07  クリレスHD-大幅安 新株式発行に係る発行登録書を提出 発行予定額は上限200億円を予定
 クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387.T>が大幅安。同社は19日、同日付で新株式発行に係る発行登録書を提出したと発表した。

 新株式発行の具体的な発行時期、募集方法、発行条件、発行総額および資金使途の詳細については、現時点で未定としている。発行予定額は200億円を上限とし、長期借入金の返済などに充てる予定。

★9:07  スズキ-続落 100万円台EV まずインドで 軽も電動化進む=日経
 スズキ<7269.T>が続落。20日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2025年までに電気自動車(EV)に参入することを決めたと報じた。

 記事によれば、小型化、軽量化のノウハウを生かし、まずは主力のインド市場向けに消費者負担で実質100万円台を視野に開発するもよう。日欧市場にも順次投入する。国内主要メーカーのEVが出そろうことになり、軽自動車含め小型車でのEVシフトが進みそうだとしている。なお、株価は地合いに連れ安している。

★9:08  ワッツ-大幅高 21.8期末配当予想を7円増額 22円に修正
 ワッツ<2735.T>が大幅高。同社は19日、21.8期の期末配当予想を15円から22円(前期は15円)に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。


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