前場コメント No.1 ピーシーエー、ペプチド、サーキュ、コーエーテクモ、中外薬、マクニカ富士

2021/07/27(火) 11:32
★9:00  PCA-買い気配 1Q営業益2.1倍 PCA Xシリーズの更新需要が寄与
 ピー・シー・エー<9629.T>が買い気配。同社は26日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が9.8億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。

 2021年12月にサポート終了を迎える「PCA Xシリーズ」の更新需要に伴い製品売上高が大幅に増加したことが寄与した。

★9:00  PCA-買い気配 9月30日を基準日として1株を3株に分割 配当予想を修正で実質増配
 ピー・シー・エー<9629.T>が買い気配。同社は26日、株式分割を行うと発表した。9月30日を基準日として普通株式を1株につき3株の割合で分割する。

 また、分割に伴い、22.3期の期末配当予想を34円から12円(前期は34円)に修正すると発表した。分割を考慮した場合、実質増配となる。

★9:01  ペプチドリーム-買い気配 武田と中枢神経系疾患に対するペプチド-薬物複合体に関するパートナーシップ拡大
 ペプチドリーム<4587.T>が買い気配。同社は27日7時50分、武田薬品工業<4502.T>の米国子会社であり、グローバル開発拠点を擁する武田ファーマシューティカルズUSAとの間で、両社の共同研究および独占的ライセンスの枠組みを拡大し、慢性神経変性疾患において重要な役割を担う複数の中枢神経系(CNS)ターゲットについてペプチド-薬物複合体の創製に向けた取り組みを進めると発表した。

 今回の共同研究の拡大により、神経変性疾患に関連する複数のCNSターゲットに対してTfR1結合ペプチドリガンドを用い、武田薬品がTfR1結合ペプチドと医薬品候補化合物の複合体を作成して、医薬品候補化合物に血液脳関門(BBB)通過能を付与する研究が行えるようになるとしている。

★9:01  サーキュ-買い気配スタート/東証マザーズ上場 寄り前3000円
 プロシェアリングコンサルティングなどを行うサーキュレーション<7379.T>はきょう、東京証券取引所のマザーズ市場に上場した。公開価格1810円の買い気配で始まり、差し引き約53万株の買い越し。直前の寄り前気配は3000円前後だった。

 主幹事はみずほ証券で、公開株数は244万2600株。経験・知見のシェアリングサービス。企業が雇用でも派遣でもなく、外部プロ人材の経験・知見をプロジェクト単位で活用し、自社の経営課題を解決する新しい人材活用モデルであるプロシェアリング事業を展開している。

★9:01  コーエーテクモHD-買い気配 上期経常益予想を上方修正 1Qは2.1倍
 コーエーテクモホールディングス<3635.T>が買い気配。同社は26日、22.3期上期(4-9月)の連結経常利益予想を従来の160億円から210億円(前年同期比37.3%増)に上方修正すると発表した。

 1Q(4-6月)において、パッケージゲーム「仁王2 Complete Edition」などのリピート販売が好調に推移した。自社開発のスマートフォンゲーム「三國志 覇道」も堅調だったほか、投資有価証券売却益が計画を上回ったことも寄与する。

 22.3期1Q(4-6月)の連結経常利益は184億円(前年同期比2.1倍)だった。

★9:02  中外製薬-もみ合い 上期営業益14%増 ロイヤルティ収入など大幅に伸長
 中外製薬<4519.T>がもみ合い。同社は26日、21.12期上期(1-6月)の連結営業利益(IFRS)は1607億円(前年同期比14.3%増)だったと発表した。

 国内および海外の製商品売上高はともに前年同期並みであったものの、ロイヤルティ等収入およびその他の営業収入が大幅に伸長したことなどが寄与した。製品別では、国内は主力のテセントリク、カドサイラやヘムライブラが伸び、海外ではヘムライブラに関するロイヤルティが増加したとしている。

★9:02  中外製薬-もみ合い 低・中分子医薬品の新たな合成原薬製造棟を建設 555億円投資
 中外製薬<4519.T>がもみ合い。同社は26日、低・中分子医薬品の新たな合成原薬製造棟を建設すること決定したと発表した。

 今回、静岡県の藤枝工場に建設する合成原薬製造棟「FJ3」は、高い薬理活性を有する低・中分子医薬品について、後期臨床試験用原薬の製造と上市後の初期生産に対応することを目的にしているという。藤枝工場の既存の合成原薬製造棟「FJ1」と建設中の「FJ2」に「FJ3」が加わることで、初期臨床開発から初期商用生産までの一貫した自社供給が可能になるとしている。総投資額は555億円。2025年3月の稼働予定とした。

★9:02  マクニカ富士-買い気配 通期営業益を上方修正 1Qは90%増
 マクニカ・富士エレホールディングス<3132.T>が買い気配。同社は26日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の210.0億円から250.0億円(前期比33.2%増)に引き上げると発表した。

 半導体および電子デバイスその他事業は、米中貿易摩擦や半導体供給不足、原材料の高騰という状況もある中、半導体への設備投資、5Gやデータセンター、自動車の電動化などさまざまな需要の増加が見込まれ、産業機器、通信インフラ、車載市場などが引き続き好調に推移する見込みであることから、前回予想を上回る見通し。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は73.1億円(前年同期比89.9%増)だった。


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