今日の株式見通し-軟調か 米国株安や国内のコロナ感染急拡大が重荷
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は85ドル安の35058ドルで取引を終えた。FOMCの結果発表を前に調整売りに押された。決算発表を控えた主力グロース株が弱く、ナスダックが1.2%安とやや大きめの下げとなった。ドル円は足元で109円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて320円安の27590円、ドル建てが295円安の27615円で取引を終えた。
きのう、東京では新型コロナウイルスの新規感染者数が2848人と急増した。五輪開催中の感染拡大は印象が悪い上に、感染抑制の対応が後手に回る懸念がある。米国株の下落は当然売り材料で、そもそも本日はFOMCの結果発表を前に買いは手控えられやすい。日経平均は直近3日間は上昇したものの、上値は重かった。本日はネガティブな材料が多い中、下に勢いがつくことになるだろう。CME225先物をみても初動から大きく水準を切り下げることになると思われるが、押し目買い機運は盛り上がらず、場中も下値模索が続くと予想する。日経平均の予想レンジは27450円-27700円
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