前場コメント No.12 日本コークス、KHネオケム、スターツ出版、三桜工、ラウンドワン、古河電

2021/08/06(金) 11:33
★10:15  日本コークス工業-大幅高 通期営業益を上方修正 1Qは28億円の黒字
 日本コークス工業<3315.T>が大幅高。同社は5日、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の75.0億円から96.0億円(前期比37.2%増)に引き上げると発表した。

 コークス製品市況の上昇により、中核であるコークス事業の利益が改善する見込みであることから、前回予想を上回る見通し。

 22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は27.6億円の黒字(前年同期は4.0億円の赤字)だった。

★10:17  KHネオケム-急騰 通期営業益予想を上方修正 上期は3.3倍
 KHネオケム<4189.T>が急騰。同社は5日、21.12期通期の連結営業利益予想を従来の118億円から155億円(前期比2.8倍)に、期末配当予想を30円から35円(前期末は30円)に上方修正すると発表した。

 需要回復により販売数量が増加したこと、ナフサ価格の上昇や需給バランスのタイト化などにより一部製品の海外市況が高騰する事業環境の中、販売価格の見直しなどを行ったことで、上期(1-6月)が想定を上回る着地となったことが寄与する。

 21.12期上期(1-6月)の連結営業利益は78億円(前年同期比3.3倍)だった。

★10:21  スターツ出版-急騰 上期営業益を上方修正 電子コミックや電子書籍の販売増が寄与
 スターツ出版<7849.T>が急騰。同社は5日に、21.12期上期(1-6月)の営業損益予想を従来の1.0億円の黒字から3.5億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)に引き上げると発表した。

 書籍コンテンツ事業における書籍、コミックの販売が好調に推移したことから、売上高が前回予想を上回る見通しとなった。また、利益率が高い紙の書籍の重版および電子コミック、電子書籍の販売が増加したことにも寄与する。

★10:30  三桜工業-急騰 通期営業益を上方修正 1Qは営業黒字転換
 三桜工業<6584.T>が急騰。同社は5日に、22.3期通期の連結営業利益予想を従来の73.0億円から79.0億円(前期比2.3倍)に引き上げると発表した。為替が想定よりも円安基調で推移していることに加え、構造改革の効果により各利益の増加が見込まれることから、業績予想を修正する。

 併せて発表した、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は20.6億円の黒字(前年同期は9.8億円の赤字)だった。新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少からの回復に加え人員コントロールおよび生産性の向上などの合理化を通じた固定費削減の効果が継続したことが寄与した。


★10:35  ラウンドワン-大幅高 1Q営業赤字36億円 前年同期は111億円の赤字
 ラウンドワン<4680.T>が大幅高。同社は5日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は35.7億円の赤字(前年同期は110.5億円の赤字)だったと発表した。

 5月末から全店舗の営業が再開し、売り上げが計画を上回って推移したことが寄与した。

★10:36  古河電工-急落 1Q営業黒字転換も進ちょく遅れを嫌気
 古河電気工業<5801.T>が急落。同社は5日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は37.8億円の黒字(前年同期は12.4億円の赤字)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は14.6%。

 コロナ禍で落ち込んだ前年と比べて、電装エレクトロニクスセグメントを中心に大きく回復したことなどが寄与した。

 なお、進ちょくが遅れていることもあり、株価は売りが優勢となっている。


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