前場コメント No.4 ディスコ、三菱重、山王、ビ花壇、技研ＨＤ、ダイヘン
★9:46 ディスコ－5日ぶり反発 増産1000人採用 半導体装置の納期遅れ解消へと報じられる
ディスコ<6146.T>が5日ぶり反発。17日付の日刊工業新聞は、半導体製造装置の需要拡大に対応するため、同社が1000人規模の増員が必要になるとの見通しを明らかにした。
記事によれば、納期は通常早いもので1～2カ月程度だが、遅れが発生し半年～1年に延びているという。増産を計画している広島県の呉工場、桑畑工場、長野県の茅野工場の3工場全てで人材確保を急ぐようだ。単身者向けの寮を工場の屋上や隣地に建設するなどして、域外の人材も積極的に呼び込むとしている。
ディスコ<6146.T>が5日ぶり反発。17日付の日刊工業新聞は、半導体製造装置の需要拡大に対応するため、同社が1000人規模の増員が必要になるとの見通しを明らかにした。
記事によれば、納期は通常早いもので1～2カ月程度だが、遅れが発生し半年～1年に延びているという。増産を計画している広島県の呉工場、桑畑工場、長野県の茅野工場の3工場全てで人材確保を急ぐようだ。単身者向けの寮を工場の屋上や隣地に建設するなどして、域外の人材も積極的に呼び込むとしている。
★9:46 三菱重工業－ＪＰモルガンが目標株価を引き上げ 業績モデルアップデート
三菱重工業<7011.T>が軟調。ＪＰモルガン証券では、業績モデルアップデート。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価を3300円から3500円に引き上げた。
1Q決算及び取材を経て、業績予想の見直し。1Q決算は通期計画に総じて沿って推移していると指摘。事業別には中量産品の売上がコロナ前に近い水準に回復する一方、航空はやや低調に推移しているが、固定費管理を含めて総じて想定線とみている。営業利益の予想は、22/3期：1600億円（従来1330億円）、23/3期1830億円（従来1560億円）、24/3期2000億円（新規）とした。
三菱重工業<7011.T>が軟調。ＪＰモルガン証券では、業績モデルアップデート。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価を3300円から3500円に引き上げた。
1Q決算及び取材を経て、業績予想の見直し。1Q決算は通期計画に総じて沿って推移していると指摘。事業別には中量産品の売上がコロナ前に近い水準に回復する一方、航空はやや低調に推移しているが、固定費管理を含めて総じて想定線とみている。営業利益の予想は、22/3期：1600億円（従来1330億円）、23/3期1830億円（従来1560億円）、24/3期2000億円（新規）とした。
★9:48 山王－急騰 水素透過膜開発で新たな技術を開発
山王<3441.T>が急騰。同社は16日、産業技術総合研究所と共同で、バナジウム（V）膜上へパラジウム銅（PdCu）合金膜をワンステップの電解めっきで簡単に成膜する技術を開発したと発表した。
同技術は、めっき液中にバナジウム膜を入れて電気を流すだけで、膜厚約150nmの均質なパラジウム銅（PdCu）合金膜を短時間で成膜できるもの。
バナジウム（V）は比較的安価で水素透過性を持つ反面、水素透過膜として使用するために必要な表層での水素分子の解離、再結合の触媒機能に乏しい為、表面に触媒層としてパラジウム（Pd）膜を成膜する必要があったが、これまでパラジウム（Pd）膜の成膜方法はスパッタに代表される物理蒸着法などに限られ、大量生産に向かないという問題があった。
同研究により、パラジウム（Pd）膜よりも安価なパラジウム銅（PdCu）合金膜をバナジウム（V）上にワンステップで成膜でき、十分な密着性を持ち水素透過膜として使用可能なことを確認したとしている。
山王<3441.T>が急騰。同社は16日、産業技術総合研究所と共同で、バナジウム（V）膜上へパラジウム銅（PdCu）合金膜をワンステップの電解めっきで簡単に成膜する技術を開発したと発表した。
同技術は、めっき液中にバナジウム膜を入れて電気を流すだけで、膜厚約150nmの均質なパラジウム銅（PdCu）合金膜を短時間で成膜できるもの。
バナジウム（V）は比較的安価で水素透過性を持つ反面、水素透過膜として使用するために必要な表層での水素分子の解離、再結合の触媒機能に乏しい為、表面に触媒層としてパラジウム（Pd）膜を成膜する必要があったが、これまでパラジウム（Pd）膜の成膜方法はスパッタに代表される物理蒸着法などに限られ、大量生産に向かないという問題があった。
同研究により、パラジウム（Pd）膜よりも安価なパラジウム銅（PdCu）合金膜をバナジウム（V）上にワンステップで成膜でき、十分な密着性を持ち水素透過膜として使用可能なことを確認したとしている。
★9:56 ビューティ花壇－大幅高 今期営業黒字5000万円見込む 前期は2700万円の赤字
ビューティ花壇<3041.T>が大幅高。同社は16日、22.6期通期の連結営業損益予想を5000万円の黒字（前期は2700万円の赤字）だと発表した。
冠婚葬祭向けの需要は依然として不透明な状況が見込まれるが、事業環境の大きな変化の波をとらえ、長期的視野での競争優位の創出とともに、さらなる強固な事業基盤の構築を進めるとしている。
21.6期通期の連結営業損益は2700万円の赤字（前の期は1.6億円の赤字）だった。生花卸売事業において、コロナ禍の影響を最小化するべく各種取り組みを実施したことで赤字幅が縮小した。
ビューティ花壇<3041.T>が大幅高。同社は16日、22.6期通期の連結営業損益予想を5000万円の黒字（前期は2700万円の赤字）だと発表した。
冠婚葬祭向けの需要は依然として不透明な状況が見込まれるが、事業環境の大きな変化の波をとらえ、長期的視野での競争優位の創出とともに、さらなる強固な事業基盤の構築を進めるとしている。
21.6期通期の連結営業損益は2700万円の赤字（前の期は1.6億円の赤字）だった。生花卸売事業において、コロナ禍の影響を最小化するべく各種取り組みを実施したことで赤字幅が縮小した。
★10:02 技研ＨＤ－大幅反落 1Q営業益15％増も進ちょく遅れを嫌気
技研ホールディングス<1443.T>が大幅反落。同社は16日、22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は1.1億円（前年同期比15.4％増）、連結売上高は17.7億円（同10.6％減）だったと発表した。営業利益の上期計画に対する進ちょく率は27.5％。
民間分野の発注の遅れや競争の激化が大きく、受注高が減少したこともあり減収となった。一方、全社での原価低減・管理に取り組んだことで増益となった。
なお、上期計画に対して進ちょくがやや遅れていることもあり、株価は売りが優勢となっている。
技研ホールディングス<1443.T>が大幅反落。同社は16日、22.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は1.1億円（前年同期比15.4％増）、連結売上高は17.7億円（同10.6％減）だったと発表した。営業利益の上期計画に対する進ちょく率は27.5％。
民間分野の発注の遅れや競争の激化が大きく、受注高が減少したこともあり減収となった。一方、全社での原価低減・管理に取り組んだことで増益となった。
なお、上期計画に対して進ちょくがやや遅れていることもあり、株価は売りが優勢となっている。
★10:03 ダイヘン－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ OPM10%以上を目指す展開に期待
ダイヘン<6622.T>が小幅高。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、OPM10%以上を目指す展開に期待。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は6000円→6400円に引き上げた。
24/3期を最終年度とする中期計画では売上高2000億円以上、営業利益率10%以上を目標に掲げるという。三菱ＵＦＪでは目標達成は容易ではないとしながらも、半導体関連機器部門のエッチング装置用電源等の需要増に加え、電力機器と溶接メカトロ部門の領域拡大による中期的な利益成長は十分可能と予想している。
ダイヘン<6622.T>が小幅高。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、OPM10%以上を目指す展開に期待。レーティングは「Buy」を継続、目標株価は6000円→6400円に引き上げた。
24/3期を最終年度とする中期計画では売上高2000億円以上、営業利益率10%以上を目標に掲げるという。三菱ＵＦＪでは目標達成は容易ではないとしながらも、半導体関連機器部門のエッチング装置用電源等の需要増に加え、電力機器と溶接メカトロ部門の領域拡大による中期的な利益成長は十分可能と予想している。
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