前場コメント No.6 ジーエヌアイ、ゼオン、夢隊、INEST、SOMPOHD、住友商、恵和

2021/08/17(火) 11:30
★10:48  ジーエヌアイ-大幅反発 3Qに投資有価証券売却益1.9億円を計上へ
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅反発。同社は16日、保有する非上場の投資有価証券を売却したことで、21.3期3Q(10-12月)に投資有価証券売却益1.9億円を計上すると発表した。資産の効率化を図るためで、この取引による業績予想の修正は見込んでいないとしている。

★10:48  日本ゼオン-みずほが目標株価引き上げ 独自製品の競争力及び成長性に対する高評価を再確認
 日本ゼオン<4205.T>が反発。みずほ証券では、独自製品の競争力及び成長性に対する高評価を再確認。投資評価は「買い」を継続、目標株価は1850円→2100円に引き上げた。

 22/3期営業利益は会社予想(420億円)を50億円上回る470億円に達し、過去最高益を更新と予想。バッテリー電気自動車(BEV)の本格的な普及拡大には革進的蓄電システムの実用化等が不可欠となる公算大との判断を再確認、BEVの急速な拡大は内燃機関(ICE)向け特殊合成ゴムの需要減退に加えLiB向けバインダの成長性低下を招く公算大と判断しているが、当該リスクが今後3年以内の期間で顕在化する蓋然性は低いとみている。

★11:02  夢みつけ隊-急落 1Q営業赤字転落 通販小売事業が大幅に減収
 夢みつけ隊<2673.T>が急落。同社は16日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は400万円の赤字(前年同期は1000万円の黒字)だったと発表した。

 主力の通販小売事業では、カタログの種類を絞った上でコンスタントに発行し、経費の削減を行い安定して利益を確保できる事業を目指したが、大幅な減収となったことが響いた。

★11:05  INEST-急落 1Q営業赤字5200万円 経営統合など関連費用が増加
 INEST<3390.T>が急落。同社は16日、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益(IFRS)が5200万円の赤字(前年同期は2200万円の黒字)だったと発表した。

 アイ・ステーションおよびPatchの子会社化に伴い、経営統合および事業再編において積極的な投資を実施したことが響いた。

★11:09  SOMPO-3日ぶり反発 損保ジャパン 保険判断9割無人化 AI活用=日経
 SOMPOホールディングス<8630.T>が3日ぶり反発。17日付の日本経済新聞朝刊は、同社傘下の損害保険ジャパンは企業向け保険の契約を結ぶ際の判断を無人化すると報じた。
 
 記事によれば、イスラエルのスタートアップ企業であるプランク社と提携し、同社の人工知能(AI)を活用するという。ネット上の膨大な公開情報を収集し、引き受けの可否や保険料の算出に役立てるようだ。最終的に9割を無人化し、最大で年150億円のコスト削減につなげるとしている。

★11:13  住友商事-反発 豪の石炭権益縮小 脱炭素を加速=日経
 住友商事<8053.T>が反発。17日付の日本経済新聞朝刊は、同社がオーストラリアで発電用石炭(一般炭)の権益を保有する「ロレストン炭鉱」から撤退する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、保有する12.5%分の権益を、同炭鉱に出資するスイスの資源商社、グレンコアに売却するという。同社は一般炭鉱山の開発で2030年に持ち分生産量ゼロをめざす方針を掲げており、脱炭素の取り組みを加速するとしている。

★11:21  恵和-大和が目標株価引き上げ 光学シートが堅調 下期はオパスキが拡大へ
 恵和<4251.T>が大幅高。大和証券は光学シートが堅調、下期はオパスキが拡大するとして、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を3700円から4300円に引き上げた。

 2Q累計の営業利益は9.3億円(前年同期比72%増)と、会社計画(6.7億円)を上回った。ノートPCやタブレット向けの光学シートの販売好調、鉄鋼向け防錆包装紙の販売上振れ、円安効果などが寄与した。2Qはオパスキの販売が伸びたことで収益性が改善。下期からは、さらにオパスキの量産化が進む見通しで、好調な業績が続くと大和では予想している。


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