前場コメント No.1 アシックス、ヒマラヤ、パンパシHD、OBC、東レ、日医工

2021/08/18(水) 11:31
★9:01  アシックス-みずほが目標株価引き上げ グローバルでのプレゼンスは着実に改善
 アシックス<7936.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、グローバルでのプレゼンスは着実に改善していると判断。投資判断「買い」を継続、目標株価を2700円→3400円と引き上げた。

 組織改革の効果もあり、同社ブランドのグローバルでのプレゼンスは着実に改善している。東京五輪の経費負担やベトナムの一部工場での生産停滞の影響により、四半期業績モメンタムが悪化する可能性が高いが、いずれも一過性の要因であり、中期的な成長見通しに変更はない。23.12期を最終年度とする中期計画の1期前倒しでの達成も視野に入ったと指摘している。

★9:01  ヒマラヤ-買い気配 今期期末配当予想を増額修正
 ヒマラヤ<7514.T>が買い気配。同社は17日、21.8期の期末配当予想を10円から15円(前期は5円)に修正すると発表した。なお、年間配当は同様となる。

★9:01  パンパシHD-売り気配 今期営業益5%増見込む 市場コンセンサス下回る
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532.T>が売り気配。同社は17日、22.6期通期の連結営業利益予想を850.0億円(前期比4.5%増)だと発表した。市場コンセンサスは940.1億円。

 GMS事業の既存店成長2.1%増に加え、New GMSへの改装などを計画している。

 21.6期通期の連結営業利益は813.1億円(前の期比7.8%増)だった。インバウンド需要の減少などが響くも、ユニーの業態転換などが寄与し、全体では増収増益を維持した。

★9:02  OBC-売り気配 株式の売り出しを発表 プライム市場への移行基準満たすことが目的
 オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が売り気配。同社は17日、代表取締役社長である和田成史氏および代表取締役副社長である和田弘子氏などを売出人とする971万4300株の売り出し、上限67万7700株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。

 発行条件は8月30日~9月1日のいずれかの日に決める。現状では満たしていないプライム市場の上場維持基準である流通株式比率の充足を図ることが目的としている。

★9:02  東レ-SMBC日興が目標株価引き上げ 炭素繊維のけん引に引き続き期待
 東レ<3402.T>が続伸。SMBC日興証券では、炭素繊維のけん引に引き続き期待と判断。投資判断「1」を継続、目標株価を920円→1100円と引き上げた。

 22.3期1Q決算では、コンセンサスを大幅に上回る好業績、炭素繊維複合材料事業の底打ちが好印象であった。同事業では、特に風力発電用途での成長が著しい。Boeing787の一時的な追加減産により、2Qの同事業の損益は前四半期比悪化が見込まれるが、3Q以降は再び増益基調となるだろうと指摘している。

★9:02  日医工-買い気配 メディパルHDと資本業務提携 新株発行で52億円調達
 日医工<4541.T>が買い気配。同社は17日、メディパルホールディングス<7459.T>(以下、メディパルHD)と資本業務提携を行い、メディパルHDを割当先とした第三者割当増資により新株式を発行すると発表した。

 新株式の発行に係る払込期日は9月2日。普通株式の発行数は622万株。発行価格は1株につき841円。差引手取概算金額で51億9102万円を調達し、品質および生産性向上に向けた投資に充てる。発行済株式総数に対する希薄化率は9.55%。

 医薬品の流通を主力事業とするメディパルHDとの連携により、製造管理体制および品質管理体制の改善を目指すとしている。


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