前場コメント No.3 ベビーカレン、パラカ、商船三井、ロコンド、サイカ屋、日立

2021/08/27(金) 11:33
★9:12  ベビーカレンダー-一時ストップ高 自民 こども基本法制定を公約にとの報道を材料視か
 ベビーカレンダー<7363.T>が一時ストップ高。共同通信は26日、こども庁創設を検討する自民党の「こども・若者」輝く未来創造本部が、同日の会合で政策の基本方針をまとめ、子どもの視点に立った社会の実現に向け「こどもまんなか基本法(仮称)」を制定することを盛り込んだと報じたことが材料。

 記事によれば、今秋の衆院選で公約の土台とする方針。株価は報道を好感した買いが優勢となっている。そのほか、幼児活動研究会<2152.T>なども高い。

★9:16  パラカ-大幅高 伊藤忠商事と資本業務提携
 パラカ<4809.T>が大幅高。同社は26日、伊藤忠商事<8001.T>と資本業務提携契約を締結すると発表した。

 それぞれが有する不動産用地情報の相互提供および共有や、同社が保有する駐車場などにおける、共同での不動産開発事業の検討および推進などについて提携する。

 資本業務提携により、伊藤忠商事は同社の株主である日成ビルド工業(石川県金沢市)より同社普通株式201万0200株(発行済株式総数1028万4600株に対する割合19.55%)を8月30日に取得し、同社筆頭株主となる予定。

★9:17  商船三井-みずほが投資評価引き上げ コンテナ運賃の年内高値継続と、配当性向の引き上げ等を予想
商船三井<9104.T>が大幅反発。みずほ証券では、コンテナ運賃の年内高値継続と、配当性向の引き上げ等を予想。投資評価は「中立」→「買い」に引き上げ、目標株価は5000円→14000円に引き上げた。

 今後のコンテナ運賃見通しについて、みずほではCCFIを参考に、2021年中は現在の運賃水準が続き、その後はコロナ終息による需給バランスの改善により2022年1月から6月まで週次2%ずつ下落が続くと予想している。2%は、2021年4月から足元までの平均運賃上昇ペース2.4%/週を参考に、同レベルでの低下が続くと考えたという。2022年6月からは季節性の繁忙期に入るため、10月末まで運賃は横ばいで推移し、11月から需要の閑散期となることから再び週次2%の下落が、中国春節の2023年1月末頃まで続くと予想。その後は1,500で安定して推移する前提で業績予想を行ったと解説している。

★9:18  ロコンド-5日続伸 人気YouTuberヒカル氏とのコラボ第7弾商品を販売
 ロコンド<3558.T>が5日続伸。同社は26日、人気YouTuberヒカル氏のファッションブランド「リザード(ReZARD)」とコラボレーションした新作シューズの予約販売を開始した。

 「リザード(ReZARD)」とのコラボレーションは今回で第7弾。過去には即完売になる商品も出るなど、人気の商品であることから、コラボ商品の売れ行きに期待した買いが優勢となっている。

★9:20  さいか屋-4日続落 通期最終損益予想を下方修正 赤字幅拡大へ
 さいか屋<8254.T>が変わらずはさみ4日続落。同社は26日、22.2期通期の連結純損益予想を従来の2.6億円の赤字から6.0億円の赤字(前期は8.4億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 8月に神奈川県において新型コロナウイルス緊急事態宣言が発出され、現時点でその解除の見込みが全くたたない状況となった。直近では利益貢献度の高い衣料品の落ち込みが厳しく、下期以降の入店客数においては、上期と比べさらに1割弱の落ち込みが想定されることなども織り込んだとしている。

 なお、4月に同社を連結子会社化すると発表したAFC-HDアムスライフサイエンス<2927.T>も大きく下げている。

★9:21  日立製作所-続落 EVの充電システム 設置面積を4割減=日経
 日立製作所<6501.T>が続落。日本経済新聞電子版は26日15時30分、同社が設置面積を従来比で4割減らせる電気自動車(EV)向け充電設備を開発したと報じた。

 記事によれば、変圧器などの部品を電圧を制御するパワー半導体に置き換えたという。充電する車の台数に応じて急速充電と普通充電を切り替えられる機能も搭載したようだ。EVの普及に欠かせない充電インフラ市場を取り込みたい考えだとしている。

 なお、株価へのポジティブな反応は限定的だ。


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