前場コメント No.6  ペプチド、ソニーG、鴻池運輸、FRONTEO、アダストリア、エネチェンジ

2021/09/03(金) 11:31
★10:07  ペプチドリーム-小動き 富士フイルムから放射性医薬品事業を譲り受け
 ペプチドリーム<4587.T>が小動き。同社は2日、富士フイルムホールディングス<4901.T>系の富士フイルム富山化学から放射性医薬品事業を吸収分割により承継する新会社の全株式を取得し、子会社化すると発表した。

 取得価額は305億円。2022年3月のクロージングを予定していることから、今期業績への影響は軽微としている。

★10:07  ソニーG-5日続伸 次世代LEDが映像革新 ロケなしで映画=日経
 ソニーグループ<6758.T>が5日続伸。3日付の日本経済新聞朝刊は、同社が次世代の「マイクロ発光ダイオード(LED)ディスプレー」を映画撮影の背景映像に使い、ロケなどを不要にして製作期間を半減すると報じた。

 記事によれば、背景映像は1シーンごとに切り替わり、セット入れ替えの必要もないという。映画プロデューサーの川原伸一氏は「屋外撮影は移動時間が長く、天候にも左右されるため1日2シーンが限界だった。スタジオ内のマイクロLEDなら6シーン撮れる」と驚いたとしている。


★10:12  鴻池運輸-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 短期業績は好調だが中期的なリスク要因も考慮
 鴻池運輸<9025.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、短期業績は好調だが中期的なリスク要因も考慮。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1280円→1480円に引き上げた。

 今後の通期業績の上方修正の可能性が、短期的な株価の上昇要因になる可能性があるという。しかし、他社に派遣されている空港関連の従業員が来期以降に自社に復帰し、その際に空港関連の業務が回復していない場合のコスト増加のリスクや、中期的な鉄鋼業務の減少に伴う収益性低下のリスクなどがあるため、現状の株価バリュエーションは妥当と考えている。

★10:22  FRONTEO-大幅高 「FRONTEO Legal Link Portal」の登録会員数が5000名を突破
 FRONTEO<2158.T>が大幅高。同社は2日、2020年6月に開設した、法務知財関連のトピックを扱う会員制ポータルサイト「FRONTEO Legal Link Portal」の登録会員数が5000名を突破したと発表した。

 開設当初は主に不正調査、ディスカバリ、独占禁止法などのトピックが中心となっていたが、世界情勢の変化にあわせて、個人情報保護法、輸出管理規制、コンプライアンスなど随時トピックを拡充。今後も引き続きユーザーにとって利便性のよいサービスの提供をめざすとしている。

★10:23  アダストリア-反発 8月度の既存店売上高12%減も織り込み済み
 アダストリア<2685.T>が反発。同社は2日、8月度の既存店売上高は前年同月比11.5%減だったと発表した。客数は前年同月比13.1%減、客単価は1.9%上昇となった。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域拡大、大雨や気温低下を受け、客数が大幅に減少したことが響いた。

 なお、業績への影響は織り込み済みとの見方もあり、株価は買い向かっている。

★10:31  ENECHANGE-急騰 次世代スマートメーター用アプリケーションの米センス社へ出資
 ENECHANGE<4169.T>が急騰。同社は3日8時、運営参画する海外特化型の脱炭素エネルギーファンド「JAPAN ENERGYファンド(JEF」を通じて、家庭用電力モニタおよび次世代スマートメーターのアプリケーションを提供するリーディングカンパニーであるSense(米国)に出資したと発表した。

 JEFを通じたエネルギーテックベンチャーへの出資は、定置用蓄電池開発を手がける米アンブリ社に続き2社目となる。


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