後場コメント No.4 ブリヂストン、JAL、アイケイ、COOK、ライフコーポ、トヨタ

2021/09/09(木) 15:01
★13:29  ブリヂストン-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 北米交換需要の持続性を見極めへ
 ブリヂストン<5108.T>が反落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、当面の好材料は顕在化、北米交換需要の持続性を見極めと指摘。レーティングは「Underweight」を継続、目標株価は4100円→4800円に引き上げた。

 業績モメンタムは従来想定を上回るも、新型コロナによる業界環境の好転の恩恵も大きいとみている。来期は、原材料上昇による価格スプレッド悪化、半導体不足解消による販路ミックス悪化などの懸念材料が台頭しており、利益成長の鈍化は避けられないと予想。北米での交換需要の強さが持続しない限り、割安感が生じてこないと現時点では考えている。

★13:31  JAL-後場下げ幅縮小 資金調達に関する報道に対しコメント
 日本航空<9201.T>が後場下げ幅縮小。同社は9日13時20分、資金調達に関する同日の一部報道についてコメントを発表した。

 報道については同社が発表したものではないが、財務基盤の強化と長期性資金の前広な確保を実現可能な資金調達手段として、劣後ローンや劣後債発行などの希薄化を伴わないハイブリッド・ファイナンスにより、3000億円程度の資金調達を予定しているという。詳細についてはあすに関係機関との手続きが整い次第、公表するとしている。

 なお、株式の希薄化を伴わないことなどが公式で言及されたこともあり、株価は下げ幅を縮める展開となっている。

★13:38  アイケイ-小動き 中古マンションのリノベーション「リノベる。」利用者向けに商品提供を開始
 アイケイ<2722.T>が小動き。同社は9日、子会社のネイビーズが、リノベる(東京都港区)の展開する中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」の利用者に向けて、商品インテリア性の高い輸入オーディオの提供を開始すると発表した。

 今後10年から20年内にシニア世代を迎えることとなる、かつ、生活様式に大きな変化をもたらす世代であるリノベメインユーザーとの接点を増やしつつ、高音質はもちろんデザイン、インテリア性の高いオーディオブランドの展開を加速するとしている。

★13:47  クックパッド-小動き パナソニックと協業 単身向け賃貸のキッチンリノベーション提供
 クックパッド<2193.T>が小動き。同社は9日、パナソニック<6752.T>と協業し、「単身者向け賃貸住宅でも料理を楽しめる」充実のキッチン空間を実現したリノベーションプランを提供すると発表した。

 このプランのキッチンは、同社が策定したキッチンの充実度を示す「たのしいキッチンスコア」を基準に仕様が定められ、モデルプランのスコアは75キット以上だという。このスコアは、一般的なファミリー向け60平米台の間取りに設置されるようなキッチンと比べても高いスコアとなっており、毎日の料理を楽しめる環境を単身世帯向けの賃貸住宅でも提供するとしている。

★13:57  ライフコーポ-8日ぶり反落 生鮮食品の最短2時間配送サービスの対象エリアを大阪府と神奈川県においてさらに拡大
 ライフコーポレーション<8194.T>が8日ぶり反落。同社とAmazonは9日、同社で取り扱っている生鮮食品や惣菜を注文から最短2時間で届けるサービスの対象エリアを拡大すると発表した。

 大阪府においては、8月19日より、大阪市平野区と八尾市を新たに配送エリアに加えた。また、神奈川県においては、8月26日より相模原市、9月9日より海老名市と座間市を新たに配送エリアに加えたとしている。株価は利益確定売りが優勢となっている。

★13:58  トヨタ-底堅い 中国でリース事業買収 韓国財閥SKから=日経
 トヨタ自動車<7203.T>が底堅い。日本経済新聞電子版は9日13時40分、同社が販売金融の子会社のトヨタファイナンシャルサービス(TFS)を通じ、韓国財閥大手のSKグループから中国のリース事業を買収すると報じた。

 記事によれば、北京に本社機能を持つSKオートサービスの全株式を取得するという。TFSは買収額を非公表としているが、およそ50億円とみられるようだ。成長が見込める市場で事業拡大を図るとしている。


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