後場コメント No.2 ブラス、理経、カネカ、サーバーワクス、Birdman、ウチヤマHD

2021/09/22(水) 15:04
★12:54  ブラス-一時ストップ安 決算説明会資料を公表 足もとの施工件数減少を懸念
 ブラス<2424.T>が一時ストップ安。同社は22日、21.7期決算説明会資料を同社HP上で公表した。

 同資料によると、1店舗当たりの施工件数実績や平均施工単価などが、2021年5月をピークに減少傾向にあることから、これを懸念した売りが優勢となっている。同社は14日に同期決算を発表しており、足もとの株価は営業黒字の回復を好感した買いから大幅に上昇していた。

★12:56  理経-底堅い TECHSOFTと販売代理店契約締結
 理経<8226.T>が底堅い。同社は22日、TECHSOFT(オーストリア)と販売代理店契約を締結し、厚みの検査にかかる工数を削減する「3D Caliper」を発売すると発表した。

 「3D Caliper」は、CADソフトとして定評のあるPTC製の「Creo Parametric(Creo)」に新たな機能を追加するアドオンソフトウェアで、「厚み検証」機能、「クリアランス検証」機能、「部品形状比較」機能といった特徴を持つという。今後は、自動車会社のほか、「Creo」を導入している製造業全般に紹介を行うとしている。

★13:02  カネカ-みずほが目標株価引き上げ 原材料価格の上昇が懸念要因
 カネカ<4118.T>が軟調。みずほ証券では、Material SUの収益が拡大も原材料価格の上昇が懸念要因と指摘。投資評価は「中立」を継続、目標株価は4600円から5000円に引き上げた。

 業績予想を再度上方修正。塩化ビニル樹脂(PVC)の市況上昇に加え、機能性樹脂の需要が想定を上回るペースで回復していると指摘。(1)デジタルデバイスの高機能化に伴う超耐熱ポリイミド(PI)フィルムの出荷増、(2)機能性樹脂や頭髪用合成繊維の需要回復、(3)新型コロナウイルス関連事業の拡大を主たる要因とした。一方、為替や原油、経済情勢など外部要因の影響を受けやすい経営体質の改革は道半ばであり、特に原油価格の上昇を注視する必要があると考えている。

★13:02  サーバーワークス-底堅い 「ファイルサーバー移行サービス」開始
 サーバーワークス<4434.T>が底堅い。同社は22日、「ファイルサーバー移行サービス」を開始すると発表した。
 
 「ファイルサーバー移行サービス」は、顧客の要件に合わせて適切なストレージサービスを選定し、データ移行やその後の運用までサポートするサービスだという。オンプレミスよりも半分以下の調達時間で、柔軟な容量コントロールや冗長化にかかるコストや管理コストを大幅に削減できるとしている。

★13:10  Birdman-急落 日証金が増担保金徴収措置を実施
 Birdman<7063.T>が急落。日本証券金融(日証金)は21日、同社株について22日より増担保金徴収措置の変更を実施すると発表した。貸借担保金率を50%に引き上げる。規制措置の変更を受けて需給要因から売りが優勢となっている。

★13:11  ウチヤマHD-4日ぶり反発 販売用不動産の売却契約締結
 ウチヤマホールディングス<6059.T>が4日ぶり反発。同社は22日13時、連結子会社であるさわやか倶楽部が所有する販売用不動産の売却契約を締結したと発表した。

 物件は福岡県北九州市にある土地で、売却価額は非開示としているが、連結純利益の増加額は同社の直近5年間における連結純利益の30%以上になる見通しだという。売却に伴う売上高および利益は22.3期連結業績に計上するとしている。

 なお、この発表を受けて株価は一時6%超上昇する場面もみられた。


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