前場コメント No.1  エコシステム、7&I-HD、ローソン、ENEOS、乃村工、オンワードHD

2021/10/08(金) 11:41
★9:00  エコシステム-買い気配スタート/東証2部上場 寄り前2200円
 公共サービス事業、環境事業、交通インフラ事業、その他を行う日本エコシステム<9249.T>はきょう、東京証券取引所の2部市場に上場した。公開価格2120円の買い気配で始まり、差し引き約17万株の買い越し。直前の寄り前気配は2200円前後だった。

 主幹事はみずほ証券で、公開株数は77万株。社会インフラサービス企業。公共サービス事業、環境事業、交通インフラ事業を主な事業として取り組んでいる。

★9:00  セブン&アイ-買い気配 上期最終益47%増 前年同期から特損減少
 セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>が買い気配。同社は7日、22.2期通期の連結営業収益予想を従来の8兆0380億円から8兆3090億円(前期比44.1%増)に引き上げると発表した。

 22.2期上期(3-8月)の連結純利益は1065億円(前年同期比46.9%増)だった。5月14日付で米国Marathon Petroleum Corporationから主にSpeedwayブランドにて運営するコンビニエンスストア事業などに関する株式その他の持分を取得し、同事業を連結。新型コロナや事業構造改革に伴う特別損失が減少したことことが寄与した。

★9:01  ローソン-反発 通期最終益を上方修正 上期は5.3倍
 ローソン<2651.T>が反発。同社は7日、22.2期通期の連結純利益予想を従来の135.0億円から155.0億円(前期比78.4%増)に引き上げると発表した。

 22.2期上期(3-8月)の連結純利益174.1億円(前年同期比5.3倍)だった。国内コンビニ事業が堅調だった。エンタテイメント関連事業がセグメント黒字に転換したことも寄与した。また、金融事業が大幅に伸長した。

★9:02  ENEOS-買い気配 再生エネ新興買収 2000億円 石油依存転換=日経
 ENEOSホールディングス<5020.T>が買い気配。8日付の日本経済新聞朝刊は、同社が再生可能エネルギー新興企業のジャパン・リニューアブル・エナジー(東京都港区)を買収する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、買収額は2000億円程度の見通し。世界ではエネルギー大手による太陽光発電や風力など再生エネ投資が拡大しており、脱炭素時代を見据え、石油依存からの構造転換を加速するとしている。

 会社側は同日、「ジャパン・リニューアブル・エナジー社を買収する方針を固めた旨の報道がなされておりますが、これは当社が発表したものではございません。当社は、再生可能エネルギーをはじめとする環境配慮型エネルギーの積極的な推進・拡大に取り組んでおり、ジャパン・リニューアブル・エナジー社の買収を含め、様々な検討を行っていることは事実です」とコメントしている。

★9:02  乃村工芸社-続落 上期営業益62%減 ディスプレイ事業の専門店市場などの減収響く
 乃村工芸社<9716.T>が続落。同社は7日に、22.2期上期(3-8月)の連結営業利益は9.2億円(前年同期比61.9%減)だったと発表した。9月29日に発表していた上期予想並みの着地だった。通期の会社計画25.0億円に対する進ちょくは36.8%。

 ディスプレイ事業の専門店市場、複合商業施設市場、広報・販売促進市場、余暇施設市場において売り上げが減少したことが響いた。

★9:03  オンワードHD-大幅安 通期営業損益を下方修正 最終損益を上方修正
 オンワードホールディングス<8016.T>が大幅安。同社は7日、22.2期通期の連結営業損益予想を従来の32.0億円の黒字から10.0億円の黒字(前期は201.7億円の赤字)に引き下げると発表した。また、同純損益予想を63.0億円の黒字から82.0億円の黒字(前期は231.8億円の赤字)に引き上げた。

 緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の対象地域の拡大により、消費マインドの低下や大型商業施設の営業自粛など、経済活動が大きく制限されたことが響いた。純利益については、8月26日に開示済みの固定資産売却益の計上から、前回予想を大幅に上回る見通し。

関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ