前場コメント No.4 ミダックHD、ソーダニッカ、カチタス、関電化、ログリー、イー・ロジット

2021/11/16(火) 11:30
★9:21  ミダック-5日ぶり反落 上期営業益26%増も材料出尽くし
 ミダック<6564.T>が5日ぶり反落。同社は15日、22.3期上期(4-9月)の連結営業利益は11.5億円(前年同期比26.0%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は53.8%。

 廃棄物処分事業において、自治体などから排出される廃棄物の受託量が増加して各中間処理施設の稼働率が向上した。最終処分場における埋め立て需要を取り込んだことなども寄与した。

 なお、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:22  ソーダニッカ-急騰 100万株・8億円を上限に自社株買い 割合は4.23%
 ソーダニッカ<8158.T>が急騰。同社は15日、100万株・8億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2021年11月16日~2022年3月31日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.23%となる。

★9:29  カチタス-SMBC日興が目標株価引き上げ 割安リノベ住宅の好調な需要は続く
 カチタス<8919.T>が反落。SMBC日興証券では、割安リノベ住宅の好調な需要は続くと指摘。投資評価は「2(中立)」を継続し、目標株価は3700円から4000円に引き上げた。

 コロナ禍でも実需をベースとした割安リノベ住宅の堅調な需要は続いており、総じて高水準の販売単価・利益率が続くと予想。2Qの在庫仕入れは1729件(前年同期比+22.7%)と増加基調で推移。在庫水準は概ね回復も、完成在庫が少ないことから通期6350戸の販売に留まるも(会社計画6558戸)も、営業利益率13.3%(同12.1%)と大幅な改善を予想。22/3期の営業利益138億円(前期比+22%)と会社計画125億円比超過達成を予想している。

★9:29  関東電化工業-いちよしがフェアバリュー引き上げ 半導体材料に加え電池材料も伸長
 関東電化工業<4047.T>が小幅高。いちよし経済研究所では、半導体材料に加え電池材料も伸長と指摘。レーティングは「A」を継続、フェアバリューは1710円から1800円に引き上げた。

 11月12日発表の22.3期第2四半期業績はいちよしの予想線の着地だったと指摘。主力の精密化学品事業が好調で、下期に向け増勢が強まる見通し。会社側は22.3期計画を上方修正したが、いちよしでは修正後計画に上振れ余地があると判断し予想を上方修正した。下期に向け最も懸念されるのが、原材料、燃料価格の動向と指摘。会社側の修正後計画にはコスト増要因が織り込まれているとみている。一方、今後価格転嫁が進む可能性が計画に織り込まれていないとし、22.3期予想を計画を上回る水準に修正した。

★9:36  ログリー-急落 上期営業赤字1000万円 巣ごもり特需の反動減響く
 ログリー<6579.T>が急落。同社は15日、22.3期上期(4-9月)の連結営業損益が1000万円の赤字(前年同期は1.6億円の黒字)だったと発表した。

 監査法人との協議により、moto社のれん償却期間が8年(業績予想では10年)に決定したことなどが影響した。コロナ禍による巣ごもり需要の反動減も響いた。

★9:37  イーロジット-ストップ安売り気配 通期営業損益を下方修正 赤字転落見込む
 イーロジット<9327.T>がストップ安売り気配。同社は15日、22.3期通期の営業損益予想を従来の3.2億円の黒字から2.9億円の赤字(前期は2.4億円の黒字)に引き下げると発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、一部の既存顧客において出荷数量が当初の前提よりも下回り、出荷作業料収入が減少したこと、巣ごもり需要の反動減があったことなどから、前回予想を下回る見通し。

 22.3期上期(4-9月)の営業損益は1.0億円の赤字(前年同期は1.9億円の黒字)だった。


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