前場コメント No.1 FRONTEO、トランスコスモ、住阪セメ、DyDo、霞ヶ関キャ、ラオックス

2021/11/26(金) 11:31
★9:00  FRONTEO-買い気配 スズケンとライフサイエンスAI事業に関し業務提携
 FRONTEO<2158.T>が買い気配。同社は25日、スズケン<9987.T>との間でライフサイエンスAI事業に関する業務提携について基本合意したと発表した。

 今後、両社で合意した「会話型 認知症診断支援AIプログラム」の早期市場浸透および市場拡大に向けた体制の確立をめざす。加えて、さまざまなAI医療機器やAIソフトウェアプログラムに適応する新たな医療流通プラットフォームの構築や、両社と協業企業の機能やリソースの組み合わせによる新しいAIソリューション開発も検討を進めるとしている。

 なお、寄り前の気配ではストップ高水準まで値段を切り上げていた。

★9:00  トランスコスモス-続落 ユーロ円建てCBで100億円調達 設備投資資金に充てる
 トランスコスモス<9715.T>が続落。同社は25日、2026年満期ユーロ円建転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行すると発表した。

 払込期日は12月14日(ロンドン時間)。発行総額は100億円。転換価額は4154円。償還期限は2026年12月14日(ロンドン時間)、利率は0%。

 調達資金うちの約60億円については、サービス力、事業基盤の強化に伴い成長を支える設備投資資金に、約40億円はASEANを含むアジア全域を中心とした世界規模でのグローバル事業展開に必要な設備投資資金に充当する。新株予約権が当初転換価格ですべて行使された場合の発行済株式総数に対する希薄化率は5.8%。

 なお、株価は需給悪化を懸念した売りが優勢となっている。

★9:00  住友大阪セメント-買い気配 350万株・100億円を上限に自社株買い 割合は9.41%
 住友大阪セメント<5232.T>が買い気配。同社は25日、350万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は11月26日~2022年6月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は9.41%となる。

★9:01  ダイドー-3日続落 11月販売数11%減 自販機は12%減
 ダイドーグループホールディングス<2590.T>が3日続落。同社は25日、11月度(10月21日-11月20日)の販売数(本数ベース)は前年同月比10.6%減だったと発表した。自販機チャネルは同11.5%減、流通は6.5%減だった。

★9:02  霞ヶ関キャピタル-買い気配 三菱HCキャピタルと物流施設開発事業に関する合弁契約締結
 霞ヶ関キャピタル<3498.T>が買い気配。同社は25日、2021年9月30日付けで三菱HCキャピタル(東京都千代田区)と物流施設開発合弁会社の設立に向け基本合意書を締結した件について、合弁契約を締結し、共同で事業を推進すると発表した。

 三菱HCキャピタルは、霞ヶ関キャピタルが物流施設の開発を目的に1億円で新設した合弁会社の株式の34%を2021年12月末日までに取得する予定。同合弁会社を通じて、環境配慮型の冷凍冷蔵倉庫、省人化・省力化および運営の効率化を実現する自動倉庫など、環境保全の推進、ならびに人手不足などの物流業界が抱える課題の解決に資する物流施設を開発するとしている。今後3年間で総事業費2000億円規模の物流施設の開発をめざす。

★9:02  ラオックス-3日ぶり反発 25日放送のWBSで外国人客に頼らない新店舗と報じられる
 ラオックス<8202.T>が3日ぶり反発。25日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト(WBS)」は、同社が外国人客に頼らない新店舗をオープンしたと報じた。

 報道によれば、同社が25日にアジアの食の専門店「亜州太陽市場」をオープンし、12の国と地域から1400以上の商品をそろえたという。同社の飯田健作社長は取材に対し「アジアに旅行する日本人客は多く、そういった客がワンストップでアジアの食材を変える場所がないというのが、われわれの課題でもありチャンスだと思っている」とコメントした。来月には、アジアコスメの専門店もオープンするとしている。


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