前場コメント No.5 レーザーテク、Eインフィニ、マナックケミカル、アミタHD、三菱ケミ、クロスキャット

2022/04/19(火) 11:38
★9:18  レーザーテック-大幅高 SOX指数1.88%高 半導体関連に買い戻し
 レーザーテック<6920.T>が大幅高。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上昇が材料視されている。

 休場明け18日の米国市場では、主要3指数は小幅に下落した。一方、下落が続いていた半導体関連株が買い戻されてSOX指数は1.88%高。個別ではエヌビディアが2.47%高、インテルが2.12%高と上昇が目立った。
 
 SOX指数の上昇を手掛かりに、国内の半導体関連銘柄も買いが優勢となっている。東京エレクトロン<8035.T>、イビデン<4062.T>、新光電気工業<6967.T>、ディスコ<6146.T>なども高い。

★9:31  Eインフィニ-急騰 メタバース推進協議会に入会
 アースインフィニティ<7692.T>が急騰。同社は19日、メタバース推進協議会(東京都千代田区)に入会したと発表した。

 「メタバース空間内での生活文化・コミュニティの形成、ビジネスの普及・促進のためのルールメイク」を目的とするメタバース推進協議会の設立趣旨に貢献し、ほかの会員企業との交流による新たなビジネス機会創出を模索していくことで、メタバース領域へ取り組むとしている。

★9:32  マナック-ストップ高買い気配 18日放送のWBSを好感か 改質リグニン関連として動意
 マナック・ケミカル・パートナーズ<4360.T>がストップ高買い気配。18日放送のテレビ東京系「ワールドビジネスサテライト(WBS)」において、石油に代わる国産新素材として改質リグニンが取り上げられたことが材料視されているようだ。

 番組では、「普及に向け動きが 原油高騰で注目の新素材」とし、改質リグニンなどを取り上げた。同社は2021年6月、「改質リグニン」を製造する実証プラントを竣工し、試験生産を開始すると発表しており、放送を好感した買いが優勢となっている。

★9:37  アミタHD-大幅高 脱炭素戦略のコンサル 国際評価基準を活用=日経
 アミタホールディングス<2195.T>が大幅高。日本経済新聞電子版は19日、同社が国際的な脱炭素戦略の評価基準を活用したコンサルティングサービスを始めると報じた。

 記事によれば、気候変動リスクの情報開示が求められる大企業のほか、自治体などを主な対象として販売するもよう。これまで企業の脱炭素経営では現状把握や中長期的な目標設定が中心になっていたが、具体的な移行戦略の立案を支援できるサービスとして売り込むとしている。

★9:44  三菱ケミカル-3日ぶり反発 EV電池素材、米欧で増産 電解液2倍に=日経
 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>が3日ぶり反発。19日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が電気自動車(EV)用電池に使う電解液の増産に乗り出すと報じた。
 
 記事によれば、2023年までに米欧で数十億円を投じ、生産能力を2倍にするという。東海カーボン<5301.T>も24年までに欧州で負極材の生産を始めるようだ。EV電池関連は中国メーカーのシェアが高いことから、脱中国を進める米欧の産業政策を追い風に日本の素材各社が海外での生産体制を整えるとしている。東海カーボンも高い。

★9:56  クロスキャット-急騰 ARMに保険代理店向けDX推進支援ソリューション採用
 クロスキャット<2307.T>が急騰。同社は19日、アドバンテッジリスクマネジメント<8769.T>に保険代理店向けDX推進支援ソリューション「BizWise」が採用され、基幹システムの刷新を支援したと発表した。

 今回の基幹システム刷新では、クラウド環境でのシステム構築をめざし、同社独自のRPA構築によって「保険会社共同ゲートウェイ」の契約データをウェブブラウザ経由で参照・取得する接続方式により、共同ゲートウェイと「BizWise」間の契約データの連携を図った。4月より試験運用を開始し、バックオフィスにおける事務作業の生産性向上、回線敷設やメンテナンスなどの運用コスト削減などを見込むとしている。


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