前場コメント No.7 サンバイオ、フリュー、トレードワクス、明豊エンター、カゴメ、Pアンチエイジ

2022/06/15(水) 11:30
★10:09  サンバイオ-4日ぶり反発 1Q経常黒字転換 為替差益計上が寄与
 サンバイオ<4592.T>が4日ぶり反発。同社は14日、23.1期1Q(2-4月)の連結経常損益は8.7億円の黒字(前年同期は8.6億円の赤字)だったと発表した。為替相場の変動により為替差益を計上したことが寄与した。連結純損益は3.2億円の赤字(前年同期は8.6億円の赤字)だった。

★10:11  フリュー-東海東京が目標株価引き下げ コロナ禍からの回復ペースが想定よりも鈍い
 フリュー<6238.T>が反落。東海東京調査センターでは、コロナ禍からの回復ペースが想定よりも鈍いと指摘。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は2140円→1470円に引き下げた。

 22/3期営業利益は37億円と2021年8月12日発表修正計画(39億円)に対し未達となった。東海東京では、為替動向、物流費高騰の影響などの不透明要因に加え、下期以降顕在化した「鬼滅の刃」関連商材の売上減少によるセールスミックス悪化の影響が、少なくとも23/3期上期まで続くと考えている。また、女子中高生をメーンターゲットとしたプリントシール事業のプレイ回数の回復も前回想定よりも鈍い印象を持っている。

★10:28  トレードワークス-急騰 「広報メタバースソリューション」の提供を開始
 トレードワークス<3997.T>が急騰。同社は14日、メタバースソリューションの第一弾として、国政・県政・市政担当者向けに「広報メタバースソリューション」の提供を開始すると発表した。

 広報メタバースソリューションは、VRゴーグル・VRヘッドセットなどの専用機器を使わずにスマートフォンで利用でき、国政・県政・市政をはじめとする担当者の活動をテキスト情報や動画などで知らせる新たな広報バーチャル空間として利用が可能としている。

★10:29  明豊エンター-大幅続落 3Q累計経常益65%減 通期進ちょく率38%
 明豊エンタープライズ<8927.T>が大幅続落。同社は14日、22.7期3Q累計(8-4月)の連結経常利益は2.4億円(前年同期比64.5%減)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は38.1%。

 不動産分譲事業および不動産賃貸事業の売り上げ減少などが響いた。不動産分譲事業では、アパート開発事業「MIJAS(ミハス)」シリーズの引き渡し棟数が前年同期と比べて8棟から3棟に減少した。

★10:43  カゴメ-続落 NECとポルトガルに合弁設立 AIを活用して加工用トマトの営農支援
 カゴメ<2811.T>が続落。同社は15日10時15分、NEC<6701.T>と、AIを活用して加工用トマトの営農支援を行う合弁会社「DXAS Agricultural Technology」をポルトガルに設立すると発表した。

 設立は7月の予定。新会社はカゴメのアグロノミーとNECのテクノロジーの融合により農業革新を起こし、環境に優しく収益性の高い営農を促進することで、世界各国での持続可能な農業に貢献するとしている。なお、株価は軟調な地合いから、売りが優勢となっている。

★10:43  Pアンチエイジ-ストップ安売り気配 今期予想の下方修正を引き続き嫌気 43万株売り越し
 プレミアアンチエイジング<4934.T>がストップ安売り気配。同社が13日に、22.7期通期の連結営業利益予想を下方修正したと発表したことが引き続き嫌気されている。

 同発表を受け、14日はストップ安水準で取引が成立しなかった。きょうも同水準で寄り付いておらず、このまま取引を終えるとあすは制限値幅の下限が拡大される見通し。足元では約43万株の売り越しとなっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ