前場コメント No.3 キッズバイオ、中国塗、キタック、ASB機械、ANYCOLOR、ホシザキ

2022/12/05(月) 11:31
★9:05  キッズバイオ-急騰 アストラゼネカのオープンイノベーションイニシアティブに参画
 キッズウェル・バイオ<4584.T>が急騰。同社は5日8時45分、アストラゼネカ(大阪府大阪市))がリードするヘルスケア分野におけるオープンイノベーション活動を積極推進するイニシアティブ「i2.JP(アイツー・ドット・ジェイピー)」にパートナー企業として参画したと発表した。

 同社は今後、アストラゼネカを含む同イニシアティブに関わる企業・団体とのコラボレーションに積極的に取り組み、同社の再生医療事業基盤を活用して「i2.JP」の取り組む4つの課題(1)「患者中心」の実現、(2)医療従事者への付加価値提供、(3)患者と医療従事者に貢献する新技術の発掘と育成、(4)医療システムの最適化―に挑戦するとしている。

★9:05  中国塗料-もみ合い 500万株の自己株消却へ 割合8.3%
 中国塗料<4617.T>がもみ合い。同社は2日、500万株の自己株消却をすると発表した。消却予定日は12月14日。消却前の発行済み株式総数に対する割合は8.3%となる。

★9:13  キタック-急落 今期営業益2.1倍見込むも利益確定売り
 キタック<4707.T>が急落。同社は2日、23.10期通期の連結営業利益予想を1億6000万円(前期比2.1倍)、年間配当予想を5円(前期は5円)にすると発表した。

 「稼ぐ力の強化」「働く環境の改善」「多様な人材の活用」の3本を経営目標の柱に据え、全社で社会的信頼の確保と企業価値の増大に努めるとしている。

 22.10期通期の連結営業損益は7700万円の黒字(前の期は700万円の赤字)だった。会社計画1億0600万円の黒字を下回った。

 なお、株価は決算期待により前日に急騰していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。

★9:21  日精ASB機械-大和が投資判断を引き上げ 短期的な受注モメンタム改善を評価
 日精エー・エス・ビー機械<6284.T>が大幅続伸。大和証券では、短期的な受注モメンタム改善を評価。投資判断は「3(中立」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は3300円から5100円に引き上げた。

 大和では、23/9期営業利益予想は70億円(従来62億円)へ修正。受注好調を織り込んだという。背景は日本で飲料容器向けの大型機の受注が入ったことや、米州で顧客が地産地消へシフトしていることで投資が増えていること、インドでは消費回復で日用品容器向けなどが増えていることなどを挙げた。欧米などで景気不透明感はあるものの、10月に行われた展示会の効果や、前期上期は受注水準が低いことから、短期的には受注モメンタム改善を見込む。

★9:27  ANYCOLOR-急落 ロックアップ解除による大株主の売却を懸念か
 ANYCOLOR<5032.T>が急落。大株主であるベンチャーキャピタル(VC)などが売却するとの思惑から大きく売られているもよう。同社株には、大株主などに対し180日間のロックアップがかけられている。同社の上場日は6月8日。

★9:31  ホシザキ-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 機械のリオープニング銘柄、投資妙味大
 ホシザキ<6465.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、機械のリオープニング銘柄、販売拡大と値上げで投資妙味大と指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は5500円→6000円に引き上げた。

 機械セクターのリオープニング銘柄として、販売拡大と値上げ進展で業績拡大が続くと見ている。業績拡大後の株価バリュエーションはネットキャッシュを考慮すると割高感はないと指摘。国内は、(1) 飲食外の需要は堅調で、飲食向けの需要回復が続いている、(2) 部品調達の改善から生産が回復している、(3) 部材費高騰への価格転嫁が浸透しつつあるため、今後は業績拡大局面を迎えると解説している。


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