後場コメント No.2 ドトール日レス、T&DHD、ベストワン、TPR、さくらさ、萩原工業

2023/03/14(火) 15:00
★12:55  ドトール日レス-底堅い 2月度のドトールコーヒー既存店売上高30%増
 ドトール・日レスホールディングス<3087.T>が底堅い。同社は13日、2月度のドトールコーヒー全社全業態における既存店売上高は前年同月比30.2%増だったと発表した。このうち、ドトールコーヒーショップは同28.8%増、エクセルシオールカフェは同40.3%増となった。

★13:03  T&DHD-大幅安 米金利低下や債券の含み損を懸念か 保険株全般に売り
 T&Dホールディングス<8795.T>が大幅安。米金利が低下していることが材料視されているようだ。

 13日のニューヨーク債券市場において、10年物国債利回りは前週末比0.13%低い(価格は高い)3.57%で取引を終えた。

 米シリコンバレーバンクの経営破綻を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの観測も浮上し、債券が買われたことで10年債利回りは一時3.41%と2月上旬以来の低水準を付ける場面があった。

 金利低下による運用利ざやの悪化を懸念し、同社ほか保険株全般に売りが出ている。また、シリコンバレーバンクの破綻の要因の一端となったのが債券運用での含み損と伝わっていることから、同様に債券運用を行っている保険各社も連想売りの対象となっているようだ。

 第一生命ホールディングス<8750.T>や、損保関連でSOMPOホールディングス<8630.T>なども安い。

★13:19  ベストワン-6日続落 上期売上高2.6倍 営業赤字は拡大
 ベストワンドットコム<6577.T>が6日続落。同社は14日13時、23.7期上期(8-1月)の連結営業損益は0.9億円の赤字(前年同期は0.8億円の赤字)だったと発表した。同売上高は2.2億円(前年同期比2.6倍)となった。クルーズ船予約が増加したことで大幅な増収となった。損益は人件費や広告宣伝費の増加などが響いた。

 なお、株価はプラスに転じる場面もみられたが、買い一巡後は売りに押され再びマイナス圏で推移している。

★13:25  TPR-3日続落 車載用XRの技術開発に取り組むDUAL MOVE社に出資
 TPR<6463.T>が3日続落。同社は14日13時、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>傘下のみずほ銀行と共同で、車載用XRの技術開発に取り組むDUAL MOVEとの間で、両社によるDUAL MOVEへの出資を目的に、2023年2月28日付で株式引受契約書を締結し、出資を行ったと発表した。

 DUAL MOVEの開発する新しいプラットフォームが、今後進化が予想される車載コンテンツ市場での新たな価値を創出すると思われること、また技術開発の進展によっては、これまで強みを培ってきた部品製造分野に加えて、車載インフォテインメント分野、さらには非自動車領域へも幅広い価値を提供する契機となりうるとの考えに基づき、出資を行ったとしている。なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。

★13:50  さくらさくプラス-4日続落 「東京都子育て支援住宅認定制度」に同社子会社が認定
 さくらさくプラス<7097.T>が変わらずを挟んで4日続落。同社は14日、子会社のさくらさくパワーズが、東京都より「東京都子育て支援住宅認定制度」の認定を受けたと発表した。

 今後も、子どもの心と体の健やかな成長発達を、保育所と家庭の両軸で支えることができるよう努め、子育て中の保護者のストレスや悩み軽減にも寄り添いながら、子育てをよりしやすく、楽しめるような環境を整備するとしている。なお、株価は地合いの悪い中、売りが優勢となっている。

★14:02  萩原工業-3日続落 1Q営業益4%減 電力費の高騰など影響
 萩原工業<7856.T>が3日続落。同社は13日、23.10期1Q(11-1月)の連結営業利益は3.0億円(前年同期比4.2%減)だったと発表した。

 一部製品の販売数量の減少や電力費の大幅な高騰が利益減少の主たる要因となった。


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