FFRI-買い気配 政府端末に国産サイバー対策ソフト 25年度導入=日経
FFRIセキュリティ<3692.T>が買い気配。9月30日付けの日本経済新聞朝刊は、政府が各 府省庁のパソコン端末に国産のセキュリティーソフトを導入すると報じた。
記事によれば、体制が整った府省庁で2025年度から順次利用を始めるという。経済安全保障の観点から日本が独自にサイバー攻撃に関する情報を収集・分析し、サイバー防衛能力を向上させる狙いがあるようだ。日本の民間企業がつくったソフトを土台に総務省の情報通信研究機構(NICT)が開発し、23年度内にシステムを構築して、まず総務省で試験運用するもよう。同省は24年度予算の概算要求に関連費用として10億円を盛り込んだとしている。
同社は純国産のサイバーセキュリティ製品を開発していることから、報道をきっかけとした思惑による買いが入っている。関連銘柄では、セキュアヴェイル<3042.T>、サイバーセキュリティクラウド<4493.T>なども買い気配。
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