出光興産-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は43%減
出光興産<5019.T>が買い気配。同社は14日に、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の1400億円から2500億円(前期比11.5%減)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは1967億円。
原油価格(ドバイ原油)前提を10月以降85ドル(前回予想では4月以降80ドル)、および円の対ドル相場を10月以降140円(前回予想では4月以降130円)へ見直したことに伴い、原油および石油製品などの在庫影響(棚卸資産の評価が売上原価に与える影響)による利益が450億円(前回予想比750億円の増益)となる見込みであることを踏まえた。
24.3期上期(4-9月)の連結営業利益は2029億円(前年同期比42.7%減)だった。燃料油セグメントにおけるプラスのタイムラグによる国内製品マージン改善はあったものの、前年度の原油価格の上昇に伴う在庫評価影響の反転などが響いた。
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