後場コメント No.3 栗田工、ANYCOLOR、パナソニックH、セーフィー、ドトル日レス、東宝

2023/12/14(木) 15:00
★13:55  栗田工業-みずほが新規に「買い」でカバレッジ 水のソリューションを起点とした事業拡大に注目
 栗田工業<6370.T>が小幅安。みずほ証券は、水のソリューションを起点とした事業拡大に注目。投資判断を新規に「買い」でカバレッジを開始し、目標株価は6300円に設定した。

 水は産業のあらゆる場面において大きな役割を果たし、電子産業向け超純水製造装置の市場規模は中長期的に拡大するとみずほでは予想している。中長期的に業績拡大が可能と想定。プラント機器納入にとどまらずメンテナンスやソリューションでの業績拡大も可能と考え、CSV(Creating SharedValue)ビジネスの事業拡大が中長期的には期待できるという。また、短期的には、超純水供給事業の拡大や韓国の電子市場向け受注高の増加および精密洗浄事業の収益性改善も見込んでいる。これらの観点を踏まえれば、現状株価に割安感があると判断している、

★13:55  ANYCOLOR-3日ぶり反発 VTuberに特化したリモートライブシステムを共同開発
 ANYCOLOR<5032.T>が3日ぶり反発。同社は14日、デジタル空間事業などを手がけるstu(東京都渋谷区)と、VTuberに特化したリモートライブシステムを共同開発したと発表した。

 12月2日から3日にかけて韓国で開催されたイベント「AGF KOREA 2023」にて、にじさんじ所属「緑仙」「Nornis」の3Dライブ公演を日本のスタジオからリモートで実現した。イベント会場の設備設置による課題が解決され、イベント準備や実施が今後スムーズになることで、海外で開催される大規模イベントへの参加、さらに海外タレントを交えた国際的な活動の拡大などが期待できるとしている。

 なお、同社はきょうの大引け後に決算発表の予定。

★14:01  パナソニック-3日続落 配線器具、電路機器などの各商品群を値上げ 2024年4月納入分から
 パナソニックホールディングス<6752.T>が3日続落。同社グループのパナソニックエレクトリックワークスが、配線器具、電路機器、電設盤、配管機材、住宅システムの各商品群について、2024年4月1日納入分より、価格を改定すると発表した。

 原材料費のさらなる高騰や製造コスト、物流費の上昇に伴い値上げを行うとしている。なお、株価は軟調な地合いから売りが優勢となっている。

★14:13  セーフィー-3日ぶり反発 アエラホームが同社ウェアラブルクラウドカメラを導入
 セーフィー<4375.T>が3日ぶり反発。同社は14日、アエラホーム(東京都千代田区)において同社が開発・運営するウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」が導入されたと発表した。

 今回は、品質の向上・均一化の実現や社員教育への活用を目的に導入されたとしている。

★14:17  ドトール日レス-もみ合い 11月度 ドトールコーヒー既存店売上高13%増
 ドトール・日レスホールディングス<3087.T>がもみ合い。同社傘下のドトールコーヒーは13日、11月度における全社全業態の既存店売上高は前年同月比13.2%増だったと発表した。全店は同13.5%増となった。

★14:41  東宝-大幅安 2024年以降の配給作品を発表 充実の今期超えは難しいとの指摘
 東宝<9602.T>が大幅安。同社は13日、2024年以降に公開予定の配給作品ラインナップ発表会を開催した。

 14日付のSMBC日興証券のレポートによれば、すでに発表済みの「劇場版SPY×FAMILY CODE: White」(2023/12/22公開)や「名探偵コナン100万ドルの五稜星」(4/12)などに加え、「ゴジラ×コング新たなる帝国」(4/26)、「きみの色」(24年夏)などが発表されたもよう。

 SMBC日興では、25.2期に貢献が見込まれる作品について、「名探偵コナン100万ドルの五稜星」以外に興収100億円規模を期待出来る大型作品は見当たらない印象で、第一印象はネガティブと指摘。今期の高いハードルを越えていくのはやや難しい印象ともコメントしている。ただし、来期配給作品については、今後洋画や未発表の邦画など追加の作品もあると予想され、今後の発表に期待したいとしていた。


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