後場コメント No.1 第一商品、ハルメクHD、キットアライブ、ヌーラボ、トヨタ、東和薬品

2024/02/15(木) 15:02
★12:32  第一商品-急騰 3Q累計最終黒字転換 子会社株式売却益の計上など寄与
 第一商品<8746.T>が急騰。同社は14日、24.3期3Q累計(4-12月)の連結純損益は4.0億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)だったと発表した。経営効率化に取り組んだことや、持分法による投資利益の計上、子会社株式売却益の計上などが寄与した。

★12:34  ハルメクHD-ストップ安売り気配 通期営業益を下方修正 一転減益へ
 ハルメクホールディングス<7119.T>がストップ安売り気配。同社は14日、24.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の22.5億円(前期比10.8%増)から8.0億円(同60.6%減)に下方修正すると発表した。

 ハルメク誌において大型メディア露出がなかったことにより、年間のべ読者数の減少が見込まれる。ハルメク物販では、新型コロナウイルス感染症の5類移行の影響により、顧客が家の中で使う商品よりも、外出して使う商品への消費活動にシフトする行動変容への対応が遅れた。これらに起因して広告効率が悪化していることなどから、通期の見通しを引き下げた。

 24.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は17.3億円(前年同期比19.0%減)だった。

★12:41  キットアライブ-急落 今期営業益38%減見込む 前期は8%増
 キットアライブ<5039.SP>が急落。同社は14日、24.12期通期の営業利益予想を1.2億円(前期比38.1%減)にすると発表した。中長期成長基盤の構築を目的とし、採用施策を抜本的に強化するため減益の見通し。

 23.12期通期の営業利益は2.0億円(前の期比7.5%増)、売上高は8.2億円(同15.6%増)だった。会社計画はそれぞれ1.9億円、9.1億円。営業利益は予算達成したものの、採用不足により売上高は未達となった。

★12:44  ヌーラボ-ストップ高買い気配 3Q累計営業益5.8倍 主力サービスの料金改定が寄与
 ヌーラボ<5033.T>がストップ高買い気配。同社は14日、24.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は4.4億円(前年同期比5.8倍)だったと発表した。

 2023年1月に主力サービスであるBacklogの料金改定を実施し、サービスの中長期的な安定稼働やユーザーへの提供価値向上のための収益性の強化を図った。これにより契約単価の上昇が継続しているほか、Backlogの開発進捗に伴うソフトウエアおよびソフトウエア仮勘定の資産化額の増加が寄与した。

★12:46  トヨタ-丸三が目標株価引き上げ 自動車1台あたりの収益性向上を踏まえる
 トヨタ自動車<7203.T>がもみ合い。丸三証券では、自動車1台当たりの収益性向上を踏まえ、投資判断は「買い」を継続、目標株価を3300円→4000円に引き上げた。

 丸三では、為替前提を1米ドル149円→143円、1ユーロ157円→158円に修正。また、24.3期の連結販売台数予想を960万台から945万台に引き下げたが、1台あたり利益が高まっていることやBEVの需要が一巡しHEVやPHEVの需要が高まっていることを背景とした車種構成の良化などを考慮し、差し引きで業績予想は上方修正した。

★12:47  東和薬品-いちよしがフェアバリューを引き上げ 予想以上の国内販売の好調を考慮
 東和薬品<4553.T>が大幅反落。いちよし経済研究所では、予想以上の国内販売の好調を考慮。レーティングは「A」を継続、フェアバリューは4000円→5000円に引き上げた。

 いちよしでは、24.3期業績を実質ベースで前期比18%増収、同営業利益2.6倍と予想。前期に実施した山形工場での能力増強効果とこれに伴う販売数量増が増収増益に寄与する見通し。25.3期業績に関しては前期比9%増収、同32%営業増益と予想している。山形工場における第三固形製剤棟と第二無菌製剤棟の稼働が主に増収増益に寄与する見通し。特に新製品に関しては、行政主導の寡占化が同社製品の採用を後押しするとみている。なお、経常利益に関しては、前期計上のデリバティブ評価益が剥落することで前期比5%増にとどまると予想している。


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