〔Market Flash〕MSCI定期見直し 日本株は採用・除外各5銘柄と予想~みずほ

2016/10/25(火) 12:35
【12:35】MSCI定期見直し最終予想 日本株は採用・除外各5銘柄と予想~みずほ  みずほ証券ではMSCIが日本時間11月15日早朝にSemi-Annual Index Reviewを発表することを受け、今回MSCIが用いるであろう日付の株価を基に最終予想を行っている。日本銘柄では、新規採用・除外各5銘柄を予想しており、新規採用については、ミスミ(9962)、日産化学(4021)、ライオン(4912)、LINE(3938)、DENA(2432)の5銘柄を挙げている。除外については、伊予銀行(8385)、四国電力(9507)、日本発条(5991)の3銘柄を挙げており、残りの除外2銘柄になりうる候補として、可能性の高い順にNTT都市開発(8933)、ガンホー(3765)、上組(9364)、三菱倉庫(9301)としている。なお、入れ替えは11月30日引け基準で実施される。 【11:00】日本株は好材料が徐々に浸透しリスク選好が高まる~JPモルガン  JPモルガン証券では、今年1、2月を底に原油・コモディティ価格が持ち直していることで、世界経済はリフレとなり名目GDPが上向いてきたとコメント。この結果、企業収益が改善して設備投資が伸びる好循環が生まれる可能性が高まってきたと指摘している。構造的な景気下押し要因が解消された訳ではないほか、実質購買力が低下する家計が支出を抑制するリスクはあるものの、今後数カ月は名目GDPの改善という好材料が徐々に浸透し、市場のリスク選好が高まっていくと予想している。また、こうした変化は日本経済や市場にも好影響を与えるとみている。しかしその一方で、経済・市場・政策に対する中長期的な「もやもや感」が消えることもないと考えている。 【10:25】9月貿易統計 主力品そろっての回復が見えてきた~SMBC日興  SMBC日興証券では、9月の貿易統計を受けてリポートしている。9月の輸出金額は前月比+0.3%の増加となった一方、実質輸出は同-0.7%と2カ月振りの減少となった。地域別に見ると、当月は米国、中東・ロシア向けが増加したものの、欧州、中国、NIEs+ASEAN向けが減少した。基調としては、輸出は2012年来の緩やかな回復トレンドが続いているとみている。主力品目では、電機の輸出に底入れの兆しが見られると指摘しており、先行きは自動車や一本機械など主力品がそろって回復へ向かうと想定している。四半期ベースで見ると、7-9月期の実質輸出は前期比+0.2%の増加となった一方、実質輸入は同+0.3%の増加で、7-9月期の実質GDP成長率に対する純輸出の寄与度はほぼゼロとなると見込んでいる。 【10:00】ダウ平均は目先は上値の重い展開も中期的な上昇トレンドは維持~野村  野村証券のテクニカルでは、ダウ平均について考察している。ダウ平均は8月15日に史上最高値を更新した後は上昇が一服し、9月以降は26週線と13週線の間での推移となっている。ただし、13週線は下向きになっており、目先は上値の重い展開を予想している。この先、26週線を割り込んだ場合は、6月27日から8月15日までの上昇幅1496ドルに対する50%押しの17,888ドルが下値のメドになると想定している。ただし、26週および52週線は上昇が続き、中期的な上昇トレンドが維持されており、調整は短期間にとどまると考えている。 【9:25】衆議院解散は診療報酬にネガティブ、介護保険にポジティブの可能性~みずほ  みずほ証券では、衆議院解散とヘルスケア関連の改革スケジュールについて整理している。10月に実施された3つの選挙結果を受けて、17年前半に衆議院が解散されるかどうか見通しにくい政治状況になっているとみずほでは考えている。仮に17年前半に解散・総選挙が実施された場合には、18年4月の診療報酬改定は厳しい改定になる一方、介護保険制度改革関連法案の審理が時間切れとなって改革先送りの可能性を否定できなくなると指摘している。逆に選挙が18年中になると、18年の診療報酬はマイナス改定を避けられる可能性が出る一方、介護保険制度改革は18年4月に予定通り実施される可能性が高くなると考えている。 【8:45】寄り前気配はコンコルディ、山口FG、京成、ウシオ電が高い気配値  主力株の寄り前気配では、コンコルディ (7186) +5.40%、山口FG(8418) +4.46%、京成(9009) +3.98%、ウシオ電(6925) +3.89%、サンゲツ(8130) +3.83%、ニチレイ(2871) +3.59%、スズケン(9987) +3.49%、リンテック(7966) +3.38%、Jパワー(9513) +3.18%、日電産(6594) +3.08%などが高い気配値。  一方、IHI(7013)-19.87%、キョーリンH (4569)-11.48%、エムスリー(2413) -5.07%、前田道(1883) -3.44%、H2Oリテイ (8242) -2.60%、北国銀(8363) -2.59%、ライオン(4912) -2.50%、ダイキン(6367) -2.40%、任天堂(7974) -2.36%、セイノーHD(9076) -2.30%などが安い気配値となっている。
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