後場コメント No.1 ホンダ、ナノキャリア、ガンホー、PSS、ソフトバンクなど

2017/01/05(木) 15:00
★12:30  ホンダ-ジェフリーズが目標株価引き上げ 「ホンダらしさ」+効率改善=収益力に向かう
 ホンダ<7267.T>が買い先行も伸び悩む展開。ジェフリーズ証券では、「『ホンダらしさ』+効率改善=収益力に向かう」とコメント。投資判断「BUY」を継続、目標株価を3800円→4100円と引き上げた。
 規模拡大と「ホンダらしさ」の両立が容易ではないという課題を学んだのが、前の中期経営計画。現在の経営体制は「ホンダらしさ」の追求を優先しながら、次の成長戦略を模索するステージに立つ。グローバル6極の相互融通で効率を高める効果が2017年は強く発揮される年となる見込み。収益力改善としてどの程度収穫できるのか、その力量が経営陣に試されるとした。
 3Q(10~12月期)営業利益は前年並みの1637億円(コンセンサス1541億円)を予想。

★12:31  ナノキャリア-7日続伸 NC-6300の軟部肉腫対象治験計画を米FDAに提出
 ナノキャリア<4571.T>が7日続伸。同社は5日、NC-6300(エピルビシンミセル)について、軟部肉腫を対象とした第1/2相臨床試験に関する治験計画届出書を米国FDAに提出したと発表した。
 NC-6300はがん細胞内に取り込まれた後に、内包した薬物を大量に放出する性能を付加したpH応答性ミセル製剤。国内で実施された第1相臨床試験では、エピルビシン特有の副作用である嘔吐や骨髄毒性などの低減傾向が認められ、通常のエピルビシンの投与量よりも高容量での投与が可能であったこと、また12カ月間を超える投与例が存在していたにもかかわらず心機能低下が認められなかったことから、良好な試験結果であったと認識しているとした。

★12:35  ガンホー-後場上げ幅拡大 PlayStation4ゲーム「LET IT DIE」北米・欧州で累計100万DL突破
 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765.T>が後場上げ幅拡大。同社は5日12時に、PlayStation4専用サバイルアクションゲーム「LET IT DIE」が北米・欧州で累計100万ダウンロード突破と発表した。
 「LET IT DIE」はFree to Playのタイトルであり、無料でダウンロード、プレイすることができる。2016年12月3日より配信が開始され、12月30日に累計100万ダウンロード突破した。なお、国内では2017年2月2日にダウンロード版、2017年3月9日にパッケージ版発売を予定している。

★12:36  PSS-後場買い気配 ELITechとOEM供給製品の国内販売・試薬販売で契約締結
 プレシジョン・システム・サイエンス<7707.T>が後場買い気配。同社は5日前引け後、OEM製品供給を行う全自動遺伝子診断装置「geneLEAD XII」の欧米市場での順調な販売状況を踏まえ、販売拡大に向けて「ELITeInGenius」の日本国内販売とELITechのCE-IVD規格試薬販売に関する契約を締結したと発表した。
 ELITechの試薬は現在、オープンシステムかつCE-IVD規格対応の体外遺伝子診断向けに世界中で広く使われ、その実証済みのPCR試薬は広範な検査項目を揃えているという。これら試薬はELITechの知財ポートフォリオを構成するMGB、修飾法、最新の蛍光法を活用したもので、感染症、がん領域、ヒトの遺伝病等の検査項目を広くカバーしているとした。

★12:43  ソフトバンクG-3日続伸 米アップルがテクノロジー分野向け基金に10億ドル出資へ
 ソフトバンクグループ<9984.T>が3日続伸。ロイターが1月5日、米アップルが4日に、ソフトバンクが設立するテクノロジー分野向け基金に10億ドル出資する計画を確認したと伝えた。
 アップル広報のジョシュ・ローゼンストック氏はロイターに対し、「新基金がアップルにとり戦略上重要となり得るテクノロジーの開発を加速させると確信している」と語ったとされる。ソフトバンクは同基金に250億ドル以上を出資すると表明しており、サウジアラビアのパブリック・インベストメント・ファンド(PIF)も最大450億ドル出資する方向で検討していると報じている。


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