三菱ガス化学-もみ合い R&Iが格付けの方向性を「ポジティブ」に

2017/02/21(火) 13:49
 三菱ガス化学<4182.T>がもみ合い。格付投資情報センター(R&I)は2月20日の大引け後に、同社の発行体格付け「A-」を維持したうえで、格付けの方向性を「安定的」→「ポジティブ」に変更すると発表した。  業績は、原油価格や為替の変動に左右されやすいものの、サウジアラビア拠点をはじめメタノールプラントの競争力は強く、市況下落への抵抗力がある。原油価格が低位安定するようだと芳香族化学品や合成樹脂の採算を管理しやすくなるという側面もある。油価変動に対して事業間で一定の補完関係が見いだせると判断。不採算事業の撤退や構造改革が進み、業績の下振れリスクも軽減されてきたとし、これらの取り組みの成果もあって、ここ1~2年安定的に営業キャッシュフローを獲得。成長投資を推進しながら有利子負債を削減。自己資本の蓄積も進み、財務バランスは格付け対比で良好な状態にあると指摘した。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,236.07 -37.98
TOPIX 2,728.53 -0.87
グロース250 642.96 -3.29
NYダウ 38,675.68 +450.02
ナスダック総合 16,156.33 +315.37
ドル/円 153.18 -0.47
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ