前場コメント No.9 浜井産業、日機装、フリービット、TOTO、トナミなど

2017/03/13(月) 11:30
★9:36  博報堂DY-野村が目標株価引き下げ 国内業績は堅調で業績の基本的な見方に変更なし
 博報堂DYホールディングス<2433.T>が4日ぶり反落。野村証券では、国内業績は堅調で業績の基本的な見方に変更なしとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1370円→1350円と引き下げた。
 来18.3期営業利益予想を500億円→490億円へ下方修正。連結売上高は従来予想どおり。他方、費用では、競合他社で問題となったような一連の働き方改革に関連した費用が今後追加で発生する可能性を考慮して、人件費を中心に販売管理費を増額修正。ただし、これらの費用増予想が杞憂に終わる可能性もあり、売上高を含めた業績の基本的な考え方に変更はないとした。

★9:40  浜井産業-大幅続落 通期営業赤字転落見込む 高利益率の大型ラップ盤売り上げ伸び悩む
 浜井産業<6131.T>が大幅続落。同社は10日、17.3期通期の連結営業損益予想を従来の0.6億円の黒字から2.5億円の赤字(前期は4.1億円の赤字)へと引き下げると発表した。利益率の高い大型ラップ盤などの売り上げが伸び悩んだことが響いた。

★9:41  日機装-三菱UFJMSが「UP」へ引き下げ 株価上昇でIFRS適用効果は織り込み済み
 日機装<6376.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、株価上昇でIFRS適用効果は織り込み済みとみて、投資判断を「Neutral」→「Underweight」と引き下げた。目標株価は950円→1000円と引き上げた。
 短期的には、今期前半の決算では前年比での増益率が高めに出る可能性があり、株価の上昇も考えられる。ただし、期中には、国内透析装置の買い替え需要一巡や次期診療報酬改定を控えた医療機関の設備投資意欲低下、航空宇宙の先行費用発生などから、来期の業績鈍化を意識する局面に入ると考えられ、株価のダウンサイドがあると指摘。株価下落のカタリストは、四半期決算開示での透析装置の買い替え特需の一巡感の確認。次期診療報酬改定に向けた業界ニュースフローなど。

★9:42  フリービット-大幅に3日続落 3Q累計9.1%営業増益も通期計画据え置きを嫌気
 フリービット<3843.T>が大幅に3日続落。同社は10日、17.4期3Q累計(5-1月)の連結営業利益が13.8億円(前年同期比9.1%増)だったと発表した。通期計画20.0億円(市場予想22.0億円)を据え置いた。
 モバイル事業で、MVNO市場の拡大を受け、MVNO支援パッケージサービス「freebit MVNO Pack」を採用する事業者が増加し、また採用事業者による獲得エンドユーザー数も増加した。

★9:45  TOTO-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 国内リモデル事業が踊り場に
 TOTO<5332.T>が3日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内リモデル事業が踊り場と想定。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は4600円→4500円と引き下げた。
 国内リモデル事業の見通しを引き下げ、来18.3期以降の営業利益予想を下方修正。海外の3Q累計のウォシュレットの販売台数は、中国が前年同期比+51%、アメリカが同+24%と好調。中国では所得増加が、アメリカでは同社製品を評価するエンドユーザーからの引き合い増加が、それぞれドライバーと想定。国内では、イベント拡充によるショールームへの見込み客呼び込み、成約率向上施策など、リモデル事業のテコ入れが最重要経営課題になっている印象。しかし、団塊の世代が70歳を超え、リモデル需要がおおむね一巡しつつあること、14年4月の消費税増税をきっかけに消費マインドが低迷したままであることが背景にあり、来18.3期以降の国内リモデル事業の成長は、実質GDP成長率+αの緩やかな成長にとどまると考えるとした。

★9:45  トナミHD-反発 愛知県清須市に「清須流通センター」を竣工
 トナミホールディングス<9070.T>が反発。同社は3月10日の大引け後に、トナミ運輸が愛知県清須市に建設していた新・流通センターについて、竣工したと発表した、既存施設の再開発事業として行っていたもの。「関東・東海・関西」エリアの物流機能の一層の充実強化を図るとした。


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