〔Market Flash〕いったんはドル上昇の勢いがそがれる可能性が高まっている~みずほ

2017/03/17(金) 10:27
【10:25】いったんはドル上昇の勢いがそがれる可能性が高まっている~みずほ  みずほ証券のFXデイリーレポートでは、トランプ米政権の実務執行能力の低さが明らかになるなか、市場はしびれを切らしつつあるとコメント。景気刺激策の具体化が進まず、発表された予算案の概要に対してはややテンションの下がるムードもあるよう。3月FOMCでの利上げ直後ということもあり、目先、いったんはドル上昇の勢いがそがれる可能性が高まっていると指摘している。一方で、この先の景気刺激策や利上げに対する期待も残っており、ドル売りの流れにもなりづらいという。結果、ドル円は113円台を中心としたもみ合いとなる可能性が高いとみている。 【9:55】鉄鉱石価格は港湾在庫の水準や鋼材需要見通しの弱さから低下する可能性~野村  野村證券では鉄鉱石価格が堅調な推移を続けている点に注目している。鉄鉱石消費で世界一位の中国は、2000年代以降、インフラ需要、建設需要などの高まりを背景に、世界の鋼材需要をけん引してきたとコメント。一方で港湾在庫は急速に積みあがっており、2016年の鉄鉱石価格の低下を受けた値ごろ感から、中国の鉄鋼メーカーが必要以上に鉄鉱石在庫の積み増しを行っていた可能性を指摘している。中国の粗鋼生産の季節性からは2017年も3月以降に増える可能性が大きいとしながらも、現在の中国港湾在庫の水準や鋼材需要の見通しの弱さを踏まえると、将来的に鉄鉱石価格はやや低下する可能性が大きいとみている。 【9:25】電子部品セクターにある3つのポジティブ要因、1つのネガティブ要因~みずほ  みずほ証券では電子部品セクターについて、3Q決算を受けてファンダメンタルズの考察を行った。3Q決算は強弱混在する内容で、方向感を感じ難いものだったとコメント。一方、ファンダメンタルズの変化として、3つのポジティブ、1つのネガティブを感じたという。具体的には、ポジティブとして、(1)自動車関連の構造的需要が加速してきている可能性がある、(2)産機・FAとエアコンの循環回復による底上げ効果が効いてきている、(3)一部企業で経営努力による業績変化が見られた点を挙げた。ネガティブとして、(4)スマホ分野での「従来想定に届かない動き」が見られたことと解説している。 【9:05】化学・繊維セクターのトップピックは東ソーなど3銘柄を位置付け~SMBC日興  SMBC日興証券は、化学・繊維セクターのトップピックとして、三菱ケミカルHD、東ソー、大陽日酸の3銘柄を位置付けている。三菱ケミカルHDは2017年4月に控える化学系3社統合に代表される構造改革・事業ポートフォリオ転換の進展により18/3期以降もEPS成長が続く可能性が高いこと、東ソーはスペシャリティ事業の数量増とコモディティ事業のマージン拡大を両輪に着実な利益成長が期待できる一方で、PER等の指標面に依然割安感が強いこと、大陽日酸は総コストに占める原材料費比率が低く、M&Aによる米国ガス事業伸長に伴い18/3期の増益確度が高い点、を各々評価ポイントとして挙げている。 【8:45】寄り前気配は東芝、堀場製、第四銀、ゼオンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、東芝(6502) +3.32%、堀場製(6856) +2.19%、第四銀(8324) +1.84%、ゼオン(4205) +1.57%、栗田工(6370) +1.55%、住友林(1911) +1.19%、山口FG(8418) +1.17%、ニチコン(6996) +1.00%、日本紙(3863) +0.95%、コーセー(4922) +0.87%などが高い気配値。  一方、タカタ(7312) -6.19%、ノーリツ(5943) -6.19%、東海理化(6995) -5.12%、博報堂DY(2433) -5.04%、協和キリン(4151) -5.03%、ITHD(3626) -5.00%、東海カ(5301) -4.94%、LIXILG(5938) -3.61%、アドバンテ(6857) -3.60%、クレセゾン(8253) -3.21%などが安い気配値となっている。
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